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日本海軍 戦闘機 日本海軍 爆撃機/攻撃機 日本海軍 偵察機/飛行艇/哨戒機/特殊攻撃機 日本海軍 試作機/その他 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
スーパー・ゼロ戦「烈風」図鑑 A7M&まぼろしの海軍戦闘機 ★★★★★ 考証機材 : 試製烈風 烈風改 秋水 陣風 |
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本書は半分が烈風、そして残り半分がその他試作機の資料となっています。 烈風の資料としては、 すでに公開済みの三沢の機体や強度試験の烈風0号機・4号機のモノクロ写真や、図面イラストの解説、烈風の開発に携わった関係者の手記などが掲載されており、すでに発行されている下記の資料と重複する資料がほとんどのように思われます。 特筆事項としては、これまで公開された資料を再考証して、実在した9機の烈風(試作0号機から生産型まで)の相違点を、イラストで詳しく解説しているところです。 まぼろしの海軍戦闘機の項目では、 名古屋三菱の復元秋水のカラー写真が7ページにわたり掲載されています。 各ショットも大きめに掲載されているため、コックピットやキャノピーなどのディテールもよくわかる内容となっています。 また、陣風のモックアップのモノクロ写真や震電の写真など、これまで「丸」で紹介された他の試作戦闘機の資料もまとめて掲載されています。 |
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烈風と烈風改ー新資料を基に今明かされる『烈風伝説』の実像 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (40)) ★★★★★ 考証機材 : 試製烈風 烈風改 |
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試製烈風の強度試験機の写真が14ページ、風洞模型の写真が3ページ、主翼剛性試験の試作4号機の写真が2ページ、おなじみの三沢の試作3号機の写真が5ページと写真掲載内容がかなり充実しています。 強度試験機の写真はかなり鮮明なもので、固定風防や可動部、主脚や尾輪のディテールがよくわかります。 これまでに公開された、三沢の3号機とは違ったアングルからみることができるので、烈風の全体像の詳細がより明確になっています。 また、オリジナルの図面やスケッチ、計画説明書の解説など新しい資料も掲載されており、充実した内容となっています。 烈風・烈風改などのCGによる再現画像も多数紹介されています。 特筆事項として、本書の最終の特別企画内に金星エンジン換装の零戦のリポートが4ページで紹介されており、その写真も1枚掲載されています。 |
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雷電 烈風 100式司偵 (軍用機メカ・シリーズ) ★★★★★ |
雷電・烈風・百式司偵 (図解・軍用機シリーズ) ★★★★★ |
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考証機材 : 雷電 烈風 百式司偵 | |||||||||||
写真は有名な終戦直後の機体の3枚が掲載されており、本書では三沢基地の烈風4号機として紹介されています。 (本書内で三菱松本工場の4号機と記述している箇所もあります。) 他には、誉を積んだA7M1の木製の風洞模型が3ショット紹介されていますが、写真はこれらのみであとは図面やイラストとなります。 カラーページは6ページ。 コックピット正面と左舷・機体分割法・全体図のカラーイラストが各2ページ紹介されています。 その他はモノクロの精密図面や三面図で解説されています。 各図は飛び飛びに掲載されているため、あまり見やすい構成ではありません。 メカニックとしては、烈風の親子式の空戦フラップの解説図が目を引きました。 古い資料だけに、開発にかかわった人たちのナマのコメントが多く掲載されています。 たとえば、小福田少佐の「烈風テストフライトの思いで」や、志賀少佐の「烈風テストフライト覚え書き」や、三菱の降着装置担当の森技師の「脚つくりの名人・名機の脚を語るの記」など発行当時まだご存命だった関係者の解説からも烈風を解き明かすことができそうです。 ◆軍用機メカ・シリーズとハンディ判図解軍用機シリーズの解説 |
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