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考証機材と資料リポート

丸 2017年 09 月号
丸 2017年 09 月号

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考証機材 : 東海 キ102乙 九八式直協機 九九式高等練習機

2017/7/29更新

戦後米軍に撮影された日本海軍対潜哨戒機「東海」と、日本陸軍キ102乙襲撃機・九八式直協機・九九式高等練習機の当時のモノクロ写真が9ページ紹介されています。
日本陸軍能代飛行場は飛行第3戦隊や第903海軍航空隊が展開しており、その使用機材を撮影したものです。

東海の左後方からのショットでは主翼にのるための手掛けや足掛けが確認でき、下げ角最大のフラップはその簀子状の形態がよくわかります。
また、操縦席後方から撮影されたショットでは、前下方と前上方の良好な視界が確認でき、中央部に横長に配置された計器板やその裏側の配線なども見ることができます。

キ102乙は、機首の57mm砲や計器板のショットなど、貴重なショットが紹介されています。
九九式高等練習機は、爆弾架の取り付けられた九八式直協機とともに紹介されています。



丸 2013年 08月号
丸 2013年 08月号 [雑誌]

★★★★★

考証機材 : 東海

巻頭カラーページでは、復元された「彗星三三型」のカラー写真が2ページ紹介されています。
「丸2012年8月号」にも紹介された機体で、P&W1830エンジンを回してタキシング可能状態となっています。
昨年興ざめした排気管直後の耐熱版は、今回はオリジナルどおりとなっています。
また、昨年は四三型として紹介されましたが、爆弾倉から機内に排気ガスが侵入するため爆弾倉を閉めた状態の三三型として製作中とのこと。
マロニー氏いわく「日本からスポンサーが現れれば、主桁を新造して飛ばすことも可能」とのこと。
操縦席計器板のカラー写真も小さく紹介されていますが、オリジナルに忠実に再現したいとのことで、旋回計や高度計・昇降計などの計器類は未装備状態です。

続いては昭和9年の観艦式のモノクロ写真が6ページ紹介されています。
これらの写真は初公開とのこと、扶桑・金剛・比叡・霧島・日向・龍驤・鳳翔などが紹介されています。

特筆事項としては、合計3ページで紹介されている対潜哨戒機「東海」の当時のモノクロ写真です。
これら一連の写真はフェリーフライトの様子を写したもので、戦後に日本国内で写されたものです。日本人の搭乗員も写っています。
最初のページは機首左前方からのクローズアップ写真で、1ページ1カットの大判で紹介されています。
ここでは操縦席風防や機首・カウリング・主車輪などのディテールを見ることができます。
次のページは1ページ2カット。
天蓋が開いた飛行前の状態です。米軍の国籍マーク以外はオリジナルの迷彩とのこと。
最後のページは1ページ3カット紹介されています。
監視役のF4Uも写っている飛行中の写真と、着陸態勢の様子の珍しいショットが紹介されています。

「戦場のキューベルワーゲン」の写真集は6ページ紹介されており、整備中のショットや後席から撮った操縦席のパネルなども見ることができます。



日本海軍軍用機集―モーリス・ファルマンから橘花まで (図解 世界の軍用機史)
日本海軍軍用機集
モーリス・ファルマンから橘花まで
(図解 世界の軍用機史)

★★☆☆☆

考証機材 : 東海

写真は一切なく、モノクロのイラストと解説文の資料ですが、コックピットや内部構造図などの詳細なイラストが多く資料的価値の高い一冊です。
日本海軍航空隊草創期の機体から、太平洋戦争末期の試作機まで幅広く紹介されています。
そのため、一機種あたりの情報量としてはかなり少なく物足りない感もありますが、資料の少ない試作機や大戦末期の機体なども掲載されているので何かと役に立つ資料です。

東海は2ページで紹介されています。内容は
◆東海側面図◆東海平面図◆東海正面図◆東海の操縦室内部配置図の側面図と正面図などとなっています。


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