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日本海軍 戦闘機 日本海軍 爆撃機/攻撃機 日本海軍 偵察機/飛行艇/哨戒機/特殊攻撃機 日本海軍 試作機/その他 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
丸 2016年 08 月号 ★★★★★ 考証機材 : 一式陸上攻撃機 |
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2016/6/28更新 一式陸上攻撃機の特集です。 巻頭カラーグラビア写真では、バラレで現在も眠っている一式陸攻の残骸のカラー写真が紹介されています。 表紙の写真がその機体で、合計6ページのカラーページで掲載されています。 1ページの半分ほどの比較的大きめのカラー写真で紹介されているため、非常に見やすい資料となっています。 機首外観・機首偵察席銃座内部・操縦席計器板・操縦席座席・爆弾倉内部・発動機架などの部位が掲載されています。 残骸とはいえ実物の一式陸攻なので、その骨格や構造・配置などが良くわかる貴重な資料です。 主翼の裏側の写真では日の丸の赤が鮮やかに残っており、当時の色調を知ることができます。 爆弾倉の内部に塗られていた、防錆色の青竹色も確認できます。 河口湖自動車博物館の世界で唯一の一式陸攻の復元機は、機首のモノクロ写真が1ページ1カットで紹介されています。 |
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南海の海鷲たち:南西方面の日本海軍航空隊 ★★★★★ 考証機材 : 二式水上戦闘機 強風 零式艦上戦闘機 一式陸上攻撃機 海軍高角砲陣地 |
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2014/11/11更新 元毎日新聞社報道班員の阿部徹雄氏撮影による、南西方面の日本海軍航空隊の当時のモノクロ写真集です。 大型本用に引き伸ばしたためか全体的に白っぽい写真が多く、はっきりクッキリの鮮明なショットは少ないようです。 また、航空機も風景を含めた外観のものが多く内部の写真は皆無です。 しかし、すべて初めて見る未発表の画像ばかりで、非常に貴重な資料です。 中でも 第1章「ハロン基地の水鳥たち」では、 アンボン島ハロンに実戦配備された、生きた水上機たちの写真が多数紹介されています。 任務を終えて帰投した後に水上滑走する二式水戦や、砂浜に繋留された強風、離水中の零式水上偵察機など非常に貴重なショットが掲載されています。 胴体に稲妻の描かれた二式水戦の写真も掲載されています。 第2章「南西方面の零戦」では、 カウリング先端を白(黄?)に塗装された機体や、垂直尾翼や主翼先端を明灰白色に塗装した暗緑色迷彩の機体の写真が紹介されています。 いずれも零戦二一型ですが、今まであまり注目されなかったマーキングです。 第3章は「Z1作戦と渾作戦に苦闘する732空陸攻隊」 一式陸攻の写真が多数掲載されています。 ここでは、夜間出撃の際の写真も掲載されており、爆弾倉に搭載された爆弾や、従来の写真では見たことの無い型式の電探をみることができます。 この章の最後に「海軍十二糎高角砲陣地」の写真が3ページ3ショット紹介されています。 これは12.7cm単装高角砲陣地の後方と斜め後方から撮られた写真で、砲のディテールだけでなく、陣地の配置や艤装などもよくわかります。 第4章は「沖縄航空作戦、串良基地にて」 雷装作業中の天山一二型が3ショットクローズアップで掲載されています。 最後は出撃のため基地を離陸する九七艦攻の写真が続きます。 |
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MODEL Art (モデル アート) 2012年 04月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 一式陸上攻撃機 隼 彗星 F4F 飛龍 M51 |
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巻頭はタミヤからリリースの「一式陸攻山本長官機」特別レビューということで、2004年に撮影された山本長官機の残骸のカラー写真が3ショット紹介されています。 特筆事項として、「残骸に見る一式陸上攻撃機」が紹介されています。 これはバラレ島他ジャングルに現存する複数の機体の残骸を撮影したもので、機体内部のカラー写真が紹介されています。 これら写真の解説とともに、一式陸上攻撃機の内部イラストのどの部分になるかを紹介しており、残骸の写真ではわかりにくい部分も再現イラストでわかりやすく解説されています。 紹介されている部位は、操縦席・偵察席・前方無線席・機関席・上部銃座・側方銃座・尾部銃座などが16枚のカラー写真で解説されています。 尾部銃座では弾倉運搬装置もよくわかります。 また、尾部銃座の九九式一号20mm機銃は右側と左側のカラーイラストで紹介されています。 残骸ではありますが、一式陸攻の実機であり、その内部構造や装備も良くわかる最高の資料です。 また、終戦時に静岡県沖に不時着した「緑十字機」の増設タンクと思われる物体のカラー写真も紹介されています。 増設タンクとは一式陸上攻撃機の爆弾倉に取り付けられる燃料タンクで、一式陸上輸送機では常設となっていました。 その増設タンクの復元イラストと取り付け状態のイラストも紹介されています。 一式陸攻で満タンになってしまいましたが、実は本書は「飛行機モデル”劇的再生”大作戦・wwU偏」の特集です。 「凹リベットに見る70‘sスピリット」では ニチモ1/48隼の作例が紹介されており、風防の自作と昔ながらのキットの弱点の克服方法が解説されています。 「凸彫りのパネルラインを活かす!」では ハセガワ1/32隼の作例で、エルロンの羽布張りをより実機に近い表現にする。 凸彫りのパネルラインをはっきりさせる方法が紹介されています。 他にも、ファインモールド1/48彗星11型・モノグラム1/48Me262・タミヤ1/48 F4Fの作例でスミ入れとドライブラシでコックピットの立体感を強調するテクニックや無骨なリベットの再現方法などの解説も紹介されており、航空機ファンにはお腹一杯の内容となっています。 |
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★1式陸上攻撃機★ (世界の傑作機 NO. 59) ★★★★★ 考証機材 : 一式陸上攻撃機 |
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カラーページは7ページ。すべての塗装とマーキングのカラーイラストです。 マレー沖海戦でプリンスオブウェールズを撃沈した鹿屋空の機体から、桜花搭載の721空までの機体のイラストが掲載されており、1式陸攻の栄華と衰退をみることができます。 写真は、すべて当時のモノクロ写真ですが、鮮明なものもありディテールアップには好材料となります。 また、機体の微妙な変遷は一式陸上攻撃機各型式の図面集のイラストで確認することができます。 開発コンセプトの解説や、配属部隊マークの機体イラスト、ディテールアップ写真も多彩です。 |
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★帝国海軍一式陸攻★ 双発機の概念を凌駕した中型陸上攻撃機の真実 歴史群像太平洋戦史シリーズ(42) ★★★★★ 考証機材 : 一式陸上攻撃機 |
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当時のモノクロ写真もかなりの枚数が掲載されていますが、本書の特徴は各部ディテールのカラーイラストによる解説です。 一式陸上攻撃機の各型の紹介や、銃座・爆弾倉・天蓋・爆撃席・計器版・桜花装備状態・その他のディテールなどもカラーのイラストで大きく解説されており、非常に見やすい構成となっています。 また画像のみならず、開発ドキュメントなどの文章による解説も詳しく掲載されています。 巻頭のCGによる再現画像は、資料としての評価は別として、映画のワンシーンを見ているような迫力のある力作なので一見の価値ありです。 特筆事項として、「一式陸攻は決して脆い機体ではない!」というタイトルで本機の脆弱性を検証する企画があり、興味深い内容となっています。 |
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★保存版 銀河/一式陸攻★ (軍用機メカ・シリーズ) ★★★★★ |
★銀河/一式陸攻★ (ハンディ判図解・軍用機シリーズ) ★★★★★ |
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考証機材 : 銀河 一式陸上攻撃機 | |||||||||||
カラーページは7ページ。すべてカラーイラストで、カラー写真はありません。 一式陸上攻撃機の尾部銃座の内部カラーイラストが1ページ。 コックピット正面のカラーイラストが見開き2ページ。 一式陸攻22型の精密解剖図が見開き2ページ。 残りの3ページが塗装とマーキングのカラーイラストとなっています。 胴体・主翼・尾翼では一式陸11型と22型の骨格比較図がモノクロイラストで紹介されており、機種と尾部銃座の風防の変遷もモノクロイラストで解説されています。 補助翼・フラップは22型のものの全体図と取付部の構造がモノクロイラストで解説されています。 降着装置でも主脚と尾輪の構造がモノクロイラストで紹介されています。 射撃兵装では各銃座の構造がモノクロイラストと当時のモノクロ写真で解説されています。 爆撃兵装では、80番・50番・25番・小型爆弾・魚雷の懸吊状態のモノクロイラストが紹介されています。 こちらも11型と22型の両方が紹介されています。 本書では当時のモノクロ写真は一式陸攻の全体を写したものが多く、一箇所をクローズアップして写したものが非常に少ない構成となっています。 ◆軍用機メカ・シリーズとハンディ判図解軍用機シリーズの解説 |
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