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考証機材と資料リポート

日本海軍艦上爆撃機 彗星 愛機とともに―写真とイラストで追う装備部隊
日本海軍艦上爆撃機 彗星
愛機とともに写真とイラストで追う装備部隊

★★★★★

考証機材 : 彗星

カラーページは巻頭15ページ。
塗装とマーキングのカラーイラストに始まり、佐藤邦彦氏のフルカラー精密イラストが6ページと続きます。

本書の特筆事項もこのフルカラー精密イラストにつきます。
主翼のインテグラルタンク・落下増槽・統一型木製増槽・偵察席から見た後部回転風防と旋回機銃・照準機と前部固定風防のクローズアップ・爆弾投下桿とその機構・爆弾先端の風車のクローズアップ・尾輪のクローズアップと現存する尾輪のソリッドタイヤのカラー写真など、こちらも資料的価値の高い資料が満載となっています。

後半は彗星の当時のモノクロ写真とともに装備部隊の戦歴などが解説されています。
画像的には機体全体を写したショットが多く、ディテールのよくわかるショットはかなり少ない印象です。



イラストで見る日本陸・海軍機大図鑑(2) 2016年 04 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊
イラストで見る 日本陸・海軍機大図鑑(2)
2016年 04 月号 モデルアート 増刊

★★★★★


考証機材 : 日本陸海軍機の装備


2016/4/1更新

イラストで見る 日本陸・海軍機大図鑑A
零戦の照準器・増槽ほか偏

ということで、オープニングは照準器。
第1章:日本陸海軍の照準器
零戦と開発段階から進行し、戦闘機の眼として生産され続けた九八式射爆照準器一型のカラーイラストが6ページ。
十二試艦戦に取り付けられた「レビ」照準器のイラストや富岡光学製・千代田光学精工製の違いなどが、ディテールがよくわかる大きなイラストで紹介されています。

艦上爆撃機と水上偵察機用として制式採用となった九八式射爆照準器二型も6ページ。
富岡光学に次いで量産した東京光学製のディテールや取り付け金具などが紹介されています。
陸軍の100式射撃照準器も各部位のディテールや照門・照星の起倒機構など6ページ紹介されています。

その他の照準器として
雷撃照準器と目盛板
九七式飛行艇用雷撃照準器
零式雷撃照準器二型
電鍵
垂下アンテナ
無線電信機
【コラム】では光像式射爆照準器が「O.P.L」と呼ばれる理由と「O.P.L」社製照準器のイラストも紹介されています。

第2章日本陸海軍機の増槽
現存する零戦の増槽を元に、押出装置などの構造・機構の詳細が紹介されています。
機体に装着した状態や投下後の状態の内部構造図など、増槽を知る上で非常に興味深い内容となっています。
他に月光・キ44鍾馗・彩雲・彗星の増槽も紹介されています。

第3章日本陸海軍の装備
射撃訓練用の八九式写真銃・雷撃訓練用の一式雷撃照準鑑査写真機・零式観測機の補助フロート・零戦二一型の編隊灯・考証を反映した模型製作キ44などが紹介されています。



海軍艦上爆撃機「彗星」 (世界の傑作機 NO. 69)
海軍艦上爆撃機 彗星
(世界の傑作機 NO. 69)

★★★★★

考証機材 : 彗星

カラーページは7ページ。
解剖図の2ページ以外は塗装とマーキングのイラストです。

カラーページは少ないものの、当時のモノクロ写真はかなりの枚数が掲載されており、彗星の液冷型、空冷型ともにいろんな角度から見ることができます。
また、主脚柱やコックピットなどの鮮明な写真もあり、ディテールアップの参考になるものも何点か見受けられます。

片翼3枚のダイブブレーキの開状態の角度もそれぞれ違っていたという新事実や、空力的に凝りに凝ったカウルフラップの処理も本編掲載の「彗星/2式艦偵開発全史」で紹介されており、それらのイラストも一見の価値があります。



彗星/九九艦爆 (軍用機メカ・シリーズ)
彗星/九九艦爆
(軍用機メカ・シリーズ)

★★★★★

考証機材 : 彗星 九九式艦上爆撃機

現在、靖国神社の遊就館に展示されている彗星11型のカラー写真が4ページにわたり掲載されています。
内容はほとんどが外観ですが、操縦席正面の風防と計器板、フットバーが確認できるショットが1枚あります。

この彗星11型の復元作業時の各パーツの写真も多数掲載されていますが、残念なことにこれらはすべてモノクロ写真で紹介されています。
しかし、さすがに実機の写真だけに、キャノピー全体や操縦席座席・主脚や主脚斜支柱の取付部・着艦フックの収容部・旋回機銃の銃架・爆弾倉内部や扉など、復元のさいの各パーツの構造やメカニズムはかなり詳しく紹介されています。

特に彗星の最大の特徴である、エアブレーキとフラップの構造が実機の写真をもとに解説されており、彗星のメカニズムの複雑さを実感することができます。
本書以降にこの復元機体を編集した書籍を見ていないので、貴重な資料といえます。
軍用機メカ・シリーズの解説



アナタノ知ラナイ兵器〈2〉
イラストで見る末期的兵器総覧

★★★☆☆

考証機材 : 紫電11甲型 彗星12戊型 橘花改 鐘馗U型丙 MIG-15 OV-10
イ号型誘導弾 二等輸送艦 特四式内火艇 巡洋潜水艦乙型
呉二号五型射出機 十七メートル内火艇/水雷艇型 八九式中戦車

スケールアヴィエーション、ネイビーヤード、アーマーモデリングに掲載された、こがしゅうと氏のメカニックイラスト集の第2弾です。

本書は著者たる「こがしゅうと」が特集機材の外見を見たまま感じたままを述べるものだ。
まれに内部に踏み込んだ部分もあったりするがそれは単にネタが無かったか気が向いたからだ。・・・
と本書冒頭にも記述があるように、こがしゅうと氏の独断と偏見によるイラスト集です。
すべてモノクロのイラストなのでカラーリングの参考にはなりません。

紫電は8ページで解説されています。
しかしながら、胴体や主翼の上面・下面、主脚など詳細なイラストは、その解説とともに非常に参考になります。
末期的兵器は、固体燃料の噴進器を6本も紫電の胴体下部に固定した「マルJ」と呼称される跳飛爆弾攻撃実験機が2ページにわたり紹介されています。


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