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日本海軍 戦闘機 日本海軍 爆撃機/攻撃機 日本海軍 偵察機/飛行艇/哨戒機/特殊攻撃機 日本海軍 試作機/その他 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
有人ロケット戦闘機 秋水 海軍第312航空隊 秋水隊写真史 ★★★★★ 考証機材 : 秋水 |
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試製秋水のすべての資料が詰まっている一冊です。 巻頭は現存する復元機のカラー写真と各部位のイラストで、6ページにわたり詳細に解説されています。 とくにコックピットは、座席の構造や燃料タンクの配置などくわしく表現されています。 この機体は、三菱重工名古屋に保管されている機体ですが、1964年にアメリカで撮影された、オリジナルのオレンジイエローの残っているカラー写真も1ページ3ショット掲載されています。 第312空は、横空内に編成された実験部隊であり、隊員たちは名刀秋水になぞらえ秋水隊と名づけたそうです。 海軍では、局地戦闘機のネーミングは「電」の文字がつくのが一般的なので、ロケット戦闘機「秋水」の名前の由来はこの部隊からかもしれません。 本書は秋水の当時のモノクロ写真だけでなく、各部位の詳細なイラストや312空隊員の写真。秋水関係者への取材による証言や記録などが満載されています。 特筆事項は付録のDVDに収録されているフルCGムービーです。 「運命の試飛行 昭和二十年七月七日」と「B−29ヲ迎撃セヨ!」の2本が収録されています。 「機動戦士ガンダムMS IGLOO」のような臨場感があり、一見の価値ありの感動ものです。 |
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スーパー・ゼロ戦「烈風」図鑑 A7M&まぼろしの海軍戦闘機 ★★★★☆ 考証機材 : 試製烈風 烈風改 秋水 陣風 |
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本書は半分が烈風、そして残り半分がその他試作機の資料となっています。 烈風の資料としては、 すでに公開済みの三沢の機体や強度試験の0号機・4号機のモノクロ写真や、図面イラストの解説、烈風の開発に携わった関係者の手記などが掲載されており、すでに発行されている下記の資料と重複する資料がほとんどのように思われます。 特筆事項としては、これまで公開された資料を再考証して、実在した9機の烈風(試作0号機から生産型まで)の相違点を、イラストで詳しく解説しているところです。 まぼろしの海軍戦闘機の項目では、 名古屋三菱の復元秋水のカラー写真が7ページにわたり掲載されています。 各ショットも大きめに掲載されているため、コックピットやキャノピーなどのディテールもよくわかる内容となっています。 また、陣風のモックアップのモノクロ写真や震電の写真など、これまで「丸」で紹介された他の試作戦闘機の資料もまとめて掲載されています。 |
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鍾馗戦闘機隊 帝都防衛の切り札 陸軍飛行第70戦隊写真史 ★★★★★ 考証機材 : 秋草 |
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菊地俊吉氏撮影の写真もまじえた陸軍飛行第70戦隊写真史で、生きた鐘馗と搭乗員の姿をとらえた貴重な一冊です 本書の後半に、ロケット戦闘機「秋水」の実験部隊である、陸軍航空審査部「特兵隊」の記録も掲載されています。 ここで秋水によく似た無尾翼機の写真が出現しますが、これは軽滑空機の「秋草」という機体で無尾翼機の実験・慣熟飛行のための機体だそうです。 おそらく、この機体の写真が秋水として紹介されたこともあるだろうというほど似ています。 数少ない秋水の資料のひとつとして参考になるのではないかと思い掲載しました。 |
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