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考証機材と資料リポート | |||||||||||
DOUGLAS TBD-1 DEVASTATOR NAVAL FIGHTERS NUMBER SEVENTY-ONE ★★★★★ 考証機材 : TBD-1 デバステーター |
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2024/6/20更新 全96ページからなる全英文の洋書です。 2006年発行の資料のようです。 表紙と裏表紙はカラーページですが、中身は全編モノクロです。 サイズ的には世界の傑作機くらいの大きさとボリュームです。 内容は当時のモノクロ写真とモノクロイラストで構成されています。 操縦席・偵察席・電信席などコックピットや主脚まわり、防火壁やエンジンまわり、魚雷・爆弾の搭載状態・主翼折りたたみ状態の断面などの鮮明な写真が紹介されています。 92ページから96ページにはエアフィックス1/72・バロン1/72・モノグラム1/48の作例もモノクロ写真で紹介されています。 世界の傑作機のような塗装とマーキングの紹介はありませんが、TBDの資料として貴重な存在です。 |
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陸軍カ号観測機 幻のオートジャイロ開発物語 (光人社NF文庫) ★★★★★ 考証機材 : 陸軍カ号観測機 |
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2022/7/24更新 厚さ1.7cmほどの分厚い文庫本です。 この一冊にカ号観測機の現存知りうる全てが紹介されています。 筆者は模型制作者であり実際に1/24カ号観測機の模型も制作されています。 本書は文庫本ですのでほぼ文章による解説ですが、 ★カ号に何故キ番がないのか ★オートジャイロとは何か ★ルーツは何 ★開発の経緯とメカニズム ★航空本部との悶着 ★あきつ丸との関係 などなど数奇な運命をたどった幻のオートジャイロのすべてが、写真あり図面ありで詳細に解説されています。 すべてモノクロです。 最後には「カ号観測機一型」模型制作ノートなるものまで紹介されており、カ号制作においてこの上ない資料となっています。 元々複写に複写を重ねたような昔の資料なので不鮮明なものも多く、その上文庫本の小さなサイズなのですが、よくぞここまで集めてくださったと改めて感謝する次第です。 |
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ネーバル・ヒストリー・シリーズ(6) 2022年6月号:世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 三笠 日本海海戦日露主要艦艇 |
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2022/6/15更新 巻頭カラーページは16ページ。 記念艦三笠の外観と内部が7ページ。 日本海海戦の戦争画が4ページ。 1/700スケール洋上模型で見る新造時と日本海海戦時の三笠の作例が2ページ。 イギリスで保存展示されている八島と吉野の大型精密模型が3ページとなっています。 第1部 戦艦「三笠」の航跡 三笠の当時のモノクロ写真が新造時から日露戦争開戦時まで多数紹介されています。 また、大破着底後の復旧作業や入渠修理中の写真などディテールのよくわかるショットも紹介されています。 第2部 写真で見る 日露戦争の主要艦艇 三笠以外の戦艦・装甲巡洋艦・防護巡洋艦・駆逐艦が紹介されています。 第3部 日露戦争中の日本艦艇 海戦で損傷した艦や根拠地での外観が紹介されています。 第4部 大破したロシア旅順艦隊 旅順港内で撃破されたロシア艦隊の様子が紹介されています。 第5部 日本海海戦後のバルチック艦隊 日本に鹵獲された艦や中立国へ入港した艦などの外観が紹介されています。 第6部 入渠修理中の駆逐艦「春雨」 旅順港外で船体後部を失った春雨の復旧工事の記録写真が紹介されています。 第7部 日露戦争の日本徴用船舶 仮装巡洋艦・運送船・病院船・工作船・給水船などの写真が紹介されています。 第1章 戦艦「三笠」のすべて 建造経緯とメカニズムが当時のモノクロ写真とモノクロイラストで解説されています。 戦艦「三笠」の新造時公式図は側面図と7層の上面図がモノクロで紹介されています。 第2章 日本海海戦 日本海海戦における日露両軍位置やロシア艦船沈没位置のモノクロイラスト、日本海海戦の海軍史的意義・東郷ターンの歴史的意義を考えるなどが解説されています。 |
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零式水上偵察機(世界の傑作機No.207) ★★★★★ 考証機材 : 零式水上偵察機 |
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2022/6/6更新 世界の傑作機初の零式水上偵察機単独特集です。 戦前からの機体だけに当時のモノクロ写真も多数紹介されています。 巻頭カラーページは7ページ。 零式水上偵察機一一型透視図のカラーイラストが2ページ、側面塗装例が5ページ紹介されています。 機体の構造では十二試三座水上偵察機の胴体と主翼・補助翼・フラップの骨組みのモノクロ写真が紹介されています。 基準翼と外翼の折りたたみ接合部断面の写真も紹介されていますが、他の艦上機とは違い断面が平滑になっています。 これは断面に厚地の綿布を張り詰めて海水などの防水に対処した構造のためで、レバーやヒンジ類はその上に貼付けたように見えます。 北方や南方に配備された機体の写真や戦闘時の写真も紹介されています。 魚雷艇狩りの20mm機銃装備の機体や二十五番対潜爆弾を装備の機体、フロート支柱間の六番爆弾倉の扉が開いている機体、白煙を引いて撃墜される機体など零式水偵の多彩なシーンを見ることができます。 |
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艦上偵察機「彩雲」(No.108増補版)(世界の傑作機No.206) ★★★★★ 考証機材 : 彩雲 |
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2022/4/9更新 巻頭カラーページは23ページ。 塗装とマーキングのカラーイラストが9ページ、現存する機体とパーツのカラー写真が14ページとなっています。 ポール E ガーバーに現存する彩雲のカラー写真が多数紹介されています。 この彩雲は「一一型改造の夜間戦闘機型20mm機銃×2装備」で、コックピットや斜め銃搭載部・主翼下部・胴体全景画像などが紹介されています。 計器板や、第一固定風防の上に開く機構のヒンジやスイッチ・レバー・手掛け・足掛けなどのディテールがよくわかる非常に貴重な資料となっています。 カラーイラストは試作1号機・3号機・増加試作機・一一型改造夜間戦闘機30mm機銃装備に始まり、各部隊に配備された機体が紹介されています。 当時のモノクロ写真はおなじみの写真が多く目新しいものは少ないようですが、後半の中島 艦上偵察機「彩雲」細部解剖図では胴体・風防・座席・増槽・発動機まわり・カウルフラップ・主翼・フラップ・尾翼・計器板・主脚・尾輪などの構造がモノクロイラストで詳細に解説されています。 また、試作1号機から増加試作機・彩雲改・実用機各型のモノクロ三面図も紹介されています。 |
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傑作軍艦アーカイブ(13) 空母「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」 2022年 03 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 蒼龍 飛龍 翔鶴 瑞鶴 |
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2022/2/26更新 巻頭カラーページは「戦争画で見る日本空母機動部隊の戦い」とフジミ・アオシマ1/700スケール蒼龍・飛龍・瑞鶴の作例となっています。 第1部 蒼龍 全景の写真がほとんどで、村雲から見たショット以外はおなじみの写真となっています。 第2部 飛龍 艤装工事中の艦尾のクローズアップ写真はディテールのよくわかる鮮明なものが2ページ紹介されています。 こちらもおなじみの写真が多数紹介されています。 第3部 翔鶴 起工後間もない艦底部の構造や進水式直前の錨甲板から始まり、珊瑚海海戦や南太平洋海戦での損傷状況のクローズアップ写真が紹介されています。 こちらは艦橋・飛行甲板・機銃座・船体前部・後甲板などの写真となっています。 第4部 瑞鶴 こちらもほぼおなじみの写真ですが着艦復行する零戦五二型や、九七式艦攻の中央座席から撮影された瑞鶴への着艦シーンは初めて見る珍しいショットとなっています。 最終ページの空母「飛龍」公式図1939年では平面図や断面図が裏表綴じ込み付録で紹介されています。 |
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艦船模型スペシャルNo.83 2022年 03 月号 [雑誌] |
WWII米英軍戦車-6- (ウォーマシンレポート WAR MACHINE REPORT No.111) |
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巨大空母「赤城」 (2022年 02 月号 [雑誌]: 丸 別冊) ★★★★★ 考証機材 : 赤城 |
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2022/1/24更新 大和ミュージアムで公開されている青図集が巻頭カラーページ12ページで紹介されています。 ・軍艦赤城機銃甲板平面図 ・第二中甲板平面図 ・前部横断 ・後部横断 ・一般配置図(第二次)改装前其二 ・一般配置図(第二次)改装後其一 などなどです。 巡洋戦艦天城青図集では軍艦天城第一、第二船倉甲板平面砲熕兵装が2ページで紹介されています。 いずれも図面の輪郭はわかるのですが、記入されている文字までは判読不能となっています。 特筆事項として、赤城秘蔵アルバムでは新写真を含む「赤城」スペシャルフォトが51点一挙掲載されています。 航空甲板の艤装中の様子や艦尾甲板での水上機収容の様子、舷側装甲の取り付け作業の様子など三段甲板時の興味深いショットが紹介されています。 以降は真珠湾攻撃時のおなじみの写真も紹介されています。 平賀譲文書に見る「天城」「赤城」空母改装計画ではそのプロセスが解説されています。 |
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日本海軍機の塗装 ソコハ何色?: 零戦バックヤード ★★★★★ 考証機材 : 零式艦上戦闘機 雷電 一式陸攻 |
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2022/1/18更新 本書は大日本絵画発行の書籍だけに、一見エアロディテール?のようにも見えますが日本海軍機、特に零戦の塗装に特化した資料で一部雷電と一式陸攻にも触れています。 内容はすべてフルカラーのイラストと写真で構成されています。 オリジナルの塗装が残っているパーツや現存する機体のカラー写真は非常に見やすく、解説もわかりやすい資料となっています。 本書は、日本国内のみならず世界各地へも足を運んで当時の塗料が残る実機やパーツ類を多く目にしてきた二人の著者が、零式艦上戦闘機の機体各部の塗装について解説する資料となっています。 後半では雷電と一式陸攻の塗装も解説されています。 著者は国内に現存する零式艦上戦闘機二一型の胴体と主翼の管理をされているだけあって、非常に細かい部位ごとに塗装が解説されており、オリジナルの塗装がどのような色合いだったのかを知る貴重な資料となっています。 エアロディテールが現存する機体の展示中のカラー写真集であるのに対して、本書の場合はオリジナルの塗装が残っている機体やパーツのカラー写真も掲載し、その塗装に対しての考証が詳細に解説されています。 たとえば、風防枠の内側や風防内胴体上面は黒色だったとか、脚収納庫と主脚カバーの内側の塗装は三菱製と中島製では異なっていたなどなど、その他たくさんの事例が紹介されています。 これまで多くの資料や写真集などを参考にして自分なりの判断で模型制作をしていましたが、その考証の時間が不要になるほど的確に解説されています。 プロペラの表裏から始まり、スピナー・エンジン・カウリング・滑油冷却器とカバー・防火壁・機銃弾道覆などなど機首・操縦席・主翼・機体後部など各部位のパーツが詳細に解説されています。 後半の雷電はプレーンズ・オブ・フェイムの雷電のカラー写真で解説されています。 一式陸攻はソロモン諸島バラレ島の掩体壕に駐機したままの残骸のカラー写真で解説されています。 こちらは残されたオリジナルの塗装だけでなく、その内部構造もクローズアップのカラー写真で見ることができます。 本書は日本海軍機の塗装の最新の考証資料となっています。 |
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Scale Aviation(スケールアヴィエーション) 2022年 01 月号 |
艦船模型スペシャル No.82 2021年 12 月号 [雑誌] |
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紫電改取扱説明書 復刻版 |
モデルアート 2021年 11 月号 [雑誌] |
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フォッケウルフTa 154 (世界の傑作機№203) ★★★★★ 考証機材 : Ta154 |
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2021/10/4更新 こちらも世界の傑作機初のTa154の特集となります。 巻頭カラーページは7ページ。 基本塗装のカラーイラストが2ページ。 機内透視図が2ページ。 側面カラーイラストが3ページとなっています。 当時のモノクロ写真は全12ページで、モックアップやV1・V3・V4・V7・A0・A2・製造中のナセル、主脚の写真など24カットが紹介されています。 写真自体は非常に少ないのですが、コックピット計器板や座席・キャノピーフレーム・前脚・主脚・主脚カバー・主翼・垂直安定板・水平安定板・エルロン・フラップなどなどがモノクロイラストで補足されています。 またTa154型ミステルや編隊駆逐機についてもモノクロイラスト等で解説されています。 |
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傑作軍艦アーカイブ(12) 米戦艦 「ノース・カロライナ」級/「サウス・ダコタ」級 2021年 09 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : ノース・カロライナ級/サウス・ダコタ級 |
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2021/8/22更新 巻頭カラーページは8ページ。 アラバマ、ノース・カロライナの当時のカラー写真が3ページ6カット、記念艦となってからの近影が2ページ4カット、1/700洋上模型の作例が3ページ7カットとなっています。 いずれも迷彩塗装の参考になる資料となっています。 第1部ノース・カロライナ 主缶の搭載や主砲塔の搭載シーンなど建造中の当時のモノクロ写真も多数紹介されています。 外観の写真だけでなく航海艦橋や兵員食堂など完成後の艦内の写真も見ることができます。 ハワイで入渠中の写真では艦橋や煙突付近のディテールがよくわかります。 伊19潜の発射した魚雷の被雷損傷部のクローズアップ写真など興味深いものも掲載されています。 第2部ワシントン 全景の写真が多い中、艦橋のクローズアップ写真が4ショット紹介されています。 第3部サウス・ダコタ こちらも建造中のカットが多数紹介されています。 艦底部から船殻・機関区画・主砲塔バーベットなどを経て艤装中のものもあります。 ドックで修理中のクローズアップ写真では、第3次ソロモン海戦で防空指揮所やMk37方位盤などに命中した20.3センチ砲弾の貫通痕などが紹介されています。 第4部インディアナ 第5部マサチューセッツ どちらも全景の写真が数ページ紹介されています。 第6部アラバマ 艤装中の写真や就役後の艦橋構造物、後甲板のカタパルトのクローズアップ写真なども紹介されています。 最後にノース・カロライナとサウス・ダコタの被害状況公式図が綴じ込みで紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2021年 09 月号 [雑誌] |
帝国海軍艦艇 真・総ざらい3 妙高型重巡洋艦編 2021年 09 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
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飛行機模型スペシャル(34) 2021年 08 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
タンクモデリングガイド 2021年 07 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
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ユンカースJu188、288、388 (世界の傑作機 NO. 201) ★★★★★ 考証機材 : Ju188 Ju288 Ju388 |
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2021/6/6更新 世界の傑作機初のJu188 Ju288 Ju388です。 巻頭カラーページは8ページ。 当時のカラー写真は3ページ5カットですべてJu188です。 同じくJu188の機内透視図のカラーイラストが2ページ。 マーキングの側面カラーイラストは各機種2機づつが3ページで紹介されています。 Ju188 Ju288 Ju388の当時のモノクロ写真は各機種4ページづつ紹介されており、コックピットや尾部銃座なども見ることができます。 「Ju188インアクション」では機首部や動力銃塔付近のクローズアップも紹介されています。 「Ju188の装備」ではコックピット・各銃座・カウリング・爆弾架・主脚・尾脚などがモノクロイラストで紹介されており、国江隆夫氏が解説しています。 |
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丸 2021年 07 月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 九九式艦上爆撃機 |
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2021/6/6更新 今回も特筆事項があります。 現存する2機の九九式艦上爆撃機二二型の写真が1ページ4カット紹介されています。 スミソニアン博物館の機体はレストア中とのことですが、20年たっても進捗しない状況です。 写真は防火隔壁から前のエンジン部が無く、主脚はついていますが外翼が外されて別の場所に置かれています。 もう一機は太平洋戦争博物館の機体です。 主脚はありませんがエンジン部や風防・ダイブブレーキなどは、まさに九九艦爆とわかる残骸です。 |
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ドイツ戦艦史 2021年 06 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊 |
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艦船模型スペシャル 2021年 06 月号 [雑誌] |
エアブラシの性能を隅々まで使い尽くす 奥義と裏技総ざらい 2021年 06 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
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丸 2021年 06 月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 流星 |
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2021/5/5更新 特筆事項として、今までに見たことのない流星の当時のモノクロ写真が紹介されています。 表紙の写真がその一枚です。 追浜基地で米軍に引き渡す際の写真ですが、外板の質感もわかる非常に鮮明なショットが5ページ紹介されています。 エンジンオイルを抜いているクローズアップ写真では魚雷の縣吊架のディテールもよくわかります。 米軍の標識に塗り替えられた機体ではありますが流星の貴重な資料となっています。 |
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DH.98 モスキート (世界の傑作機№200) ★★★★★ 考証機材 : DH.98 モスキート |
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2021/4/20更新 カラーページは32ページ。 そのうち13ページは当時のカラー写真ですが、現代のものと変わらないくらいの発色で、カラーリングの参考になるショットが多数紹介されています。 現存する機体のカラー写真が13ページ、塗装とマーキングのカラーイラストが6ページとなっています。 戦闘機型の現存機のページでは、コックピットや爆撃/航法士乗降ドアの裏側など、ディテールのよくわかるクローズアップ写真も紹介されています。 当時のモノクロ写真では胴体と主翼の製作工場の写真も紹介されており、プラモデルのキットのような制作過程を見ることができます。 モスキートの主脚はショックアブソーバーの代わりにゴムのブロックが多数使用されているため車輪寄りの主脚柱が太くなっています。 その主脚柱の金属カバーをはずしたゴムのブロックの写真や、試験的にブリストル社製回転銃座を取付けた機体など、今までにない珍しいショットも紹介されています。 |
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ネーバル・ヒストリー・シリーズ (4) 2021年 05 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍戦艦 |
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2021/4/18更新 太平洋戦争の日本戦艦の特集です。 当時のモノクロ写真は本書の三分の一ほどで、ほとんどがおなじみの写真となっています。 特筆事項として、武蔵の新発掘画像が紹介されています。 大きく引き伸ばした写真のようでいささかボケていますが今まで見たことのないものです。 解説では一式陸攻から撮影した訓練中のものとのことです。 トラック泊地到着直後の左舷側からのショットで左舷の副砲やシールド付きの高角砲、主砲の背面の扉などが確認できる貴重な資料です。 当時のモノクロ写真はかなり少ないですが、「太平洋戦争における日米砲熕兵器比較論」や「幻の巨砲 甲砲と乙砲について」、「日本海軍の居住性は一体どうだったのか?」といった解説は非常に興味深いものです。 |
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Armour Modelling(アーマーモデリング) 2021年 05 月号 (Armour Modelling(アーマーモデリング)) ★★★☆☆ 考証機材 : 日本陸軍戦車 |
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2021/4/18更新 「巻頭特集」 パンツァーフォンサムライ 日本陸軍の戦車は大袖を盾に戦車のように進む大鎧武者の進化形みたい。 という前振りから全編日本軍戦車の特集となっています。 ★日本軍戦車模型 写実的汚しのイロハ 作例はファインモールド1/35 八九式中戦車 甲型 ★ドイツより日本軍戦車愛をこめて 作例はファインモールド1/35 九五式軽戦車 ★メーカーが出した黄帯塗装の解決策 作例はドラゴン1/35 九七式中戦車 ★ルソン島での巧みな戦術を情景に仕立てる 作例はタミヤ1/35 一式砲戦車 ★鉄獅子ト共ニ進撃ス ベトナム発 日本軍戦車にピッタリなレジン製フィギュアを先取りレビュー 作例はパラセルミニチュア1/35 大日本帝国陸軍 戦車跨乗セット レジンキャストキット 日本軍も行っていた「タンクデサント」の当時のモノクロ写真も紹介されています。 ★末期の日本軍が抱いた夢の最強タッグ 作例はイエローキャット1/35 試製10糎対戦車自走砲(カト)と ファインモールド1/35 九八式装甲運搬車ソダ(九七式軽装甲車改造) 「ガルパン最終章」に合わせての特集は 「ガルパン」で楽しむ日本軍戦車 作例は知波単学園の九七式中戦車(旧砲塔)・特二式内火艇のジオラマが紹介されています。 |
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タンクモデリングガイド 2021年 04 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
艦船模型スペシャル 2021年 03 月号 [雑誌] |
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モデルグラフィックス 2021年 04月号 (ModelGraphix(モデルグラフィックス)) |
ネイビーヤードVol.46 アーマーモデリング2021年3月号別冊 (NAVY YARD(ネイビーヤード)) |
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大人のプラモデル入門 新装版 (TJMOOK) ★★★☆☆ 考証機材 : 戦車・飛行機・艦船・自動車 プラモデル |
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2021/3/3更新 大人のプラモデルと銘打っているだけに、ガンプラはありません。 ビギナーのためのスターターブック的な1冊です。 第1章:戦車 第2章:エアモデル 第3章:艦船 第4章:カーモデル と、大人のプラモデルの基本のキが解説されています。 「昔作ったよな~、またやってみようかな~」的なゆる~い感じがほのぼのします。 最後は綴じ込み付録のちょい足し神業集として、最新のマテリアルや最新のテクニックも解説されています。 |
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傑作軍艦アーカイブ(11) 空母「赤城」「加賀」 2021年 03 月号 [雑誌]: 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 赤城 加賀 |
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2021/2/22更新 特筆事項として、1ページ目に赤城の近代化改装時の公式図の青写真が紹介されています。 ここでは、168番フレーム部分の紹介にとどまっていますが、本書の最後に特大折込で全容が紹介されています。 巨大な煙路の確保のために非常に狭くなった格納庫や、船体下部のボイラー・煙突直下のラムネ製造機室など非常に貴重な資料が紹介されています。 三段甲板の赤城の当時のモノクロ写真から始まり、近代化改装後のおなじみの写真が続きます。 加賀の当時のモノクロ写真は、建造時の艤装工事中の羅針艦橋や格納庫内部の写真・飛行甲板の遮風柵・飛行甲板のハッチなど、ディテールのよくわかる貴重なショットが紹介されています。 第3部では「赤城」「加賀」空母化改造検討過程の公式図がモノクロ写真で紹介されています。 天城型巡洋戦艦の決定案から、空母赤城・天城の砲装要領図や2種類の検討案の青写真が紹介されています。 |
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ゼロから始める飛行機モデルの製作術総ざらい(1) 2021年 03 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 ★★★☆☆ 考証機材 : 飛行機モデル |
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2021/2/21更新 「本書ではプラモデルのビギナーの迷いや戸惑いを軽減するべく、基本的なノウハウや制作実例を凝縮しました。 本書を片手に、飛行機プラモを気軽に、楽しく、カッコ良く仕上げていただけたら幸いです。」 との前置きです。 ビギナーだけでなく、ベテランモデラーにも参考になる新しいツールやテクニックが紹介されています。 第一章 手軽に始められる簡単テクニック! 筆ムラを活かしてみよう! 作例はハセガワ1/72震電 ここでは、筆塗りの基本が解説されています。 第二章 飛行機モデルの見分け方と組み立ての基礎テクニック キットの見分け方や切り出し・整形・接着・継ぎ目の整形・擦り合わせの効果などが解説されています。 第三章 缶スプレーを駆使すれば意外と簡単!ツヤのある機体を美しく! 主要パーツの接着から塗装までの流れを、ハセガワ 1/72 川﨑 T4 ブルーインパルスの制作過程で詳細に解説されています。 第四章 飛行機モデルの用語解説 現用ジェット機と第二次大戦機の実機の用語や、模型のキットの仕様や成形品の状態の用語、塗装についての模型用語などが解説されています。 第五章 ドイツ機特有のボカシの大きい迷彩は筆塗りでも再現できます! タミヤ1/72Fw190D-9の作例で、ボカシや側面のモットリングの再現が解説されています。 第六章 飛行機モデルの塗装と仕上げの基礎テクニック 模型用塗料と筆塗り・缶スプレー・エアブラシなどの塗装方法や、スミ入れ・デカールについて解説されています。 第七章 イメージに合ったスプレーを探して単一色を美しく仕上げる! ハセガワ 1/72 F-15E ストライクイーグルの作例で、スプレーだけでなく様々な塗装テクニックが解説されています。 第八章 これから飛行機モデルを始める人のための段階別ツール&マテリアルGUIDE ニッパーから始まり、電動ルーターやコンプレッサーなどの多種のツールが紹介されています。 第九章 ハセガワのぼかし筆を使えば意外と簡単 手軽で美しい銀塗装! タミヤ 1/48 疾風の作例で銀塗装のテクニックが解説されています。 |
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Scale Aviation(スケールアヴィエーション)2021年 03 月号 ★★★☆☆ 考証機材 : B-17 一式陸攻 SM.82 B-25 He177 |
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2021/2/21更新 巨大な模型を楽しむために。 「培ってきた表現手段を可能な限り盛り込む 最高で最大の爆撃機模型を楽しむ術とは」 というタイトルから始まります。 トップバッターは2018年にリリースされた HKモデル1/32 B-17G 後期型の作例です。 制作過程での各部位のチェックポイントが解説されています。 カウルフラップのアクチュエーターをスクラッチビルドしたり、爆弾倉扉やフラップの補強板を追加するなど、ビッグスケールならではのディテールアップのテクニックが紹介されています。 続いて タミヤ 1/48 一式陸攻11型。 こちらはキャノピーの窓枠やコックピット・銃座などのディテールアップのテクニックが紹介されています。 窓枠はリベットルーラーで凸凹を付けた薄いプラ板を貼付け、アンテナ線の基部にはエナメル線を巻き付けて作ったスプリングを配置するといった細かいテクニックが紹介されています。 レシプロ機で珍しいところでは、イタレリ 1/72 サボイア・マルケッティ SM.82 マルスピアーレの作例も4ページで紹介されています。 制作過程のチェックポイントの解説は6カットと少なめですが、カラーリングや全体のイメージがわかりやすい作例となっています。 こちらもHKモデル 1/32 B-25Jの作例です。 ミッションを終え、愛機から歩いて帰路につく搭乗員とB-17とのジオラマ仕立てとなっています。 ここでは、ICMの「USAAFパイロット(1941-1945)」のフィギュアを使って搭乗員の安心感の笑顔を再現しています。 最後に3ページと少ないページですが、2006年にリリースされた MPM 1/48 He177A-5が紹介されています。 このキットは様々なディテールアップパーツをセットにして販売されたプレミアム版とのことで、その完成度を垣間見ることができる興味深い作例となっています。 |
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Scale Aviation (スケールアヴィエーション) 2021年 1 月号 |
III号戦車-3- (WAR MACHINE REPORT No.98) |
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SBDドーントレス (世界の傑作機 NO. 198) ★★★★★ 考証機材 : SBDドーントレス |
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2020/12/2更新 巻頭カラー写真は16ページ。 当時のカラー写真と現存機のカラー写真が13ページ、塗装とマーキングのカラーイラストが3ページ。 前回はSB2Cヘルダイバーとの2機種での特集でしたが、今回はSBDドーントレスのみの特集となっており、より中身の濃い内容となっています。 ミッドウェー海戦での殊勲機だけあって、おなじみの写真が多く紹介されていますが、ソロモン群島ニュージョージア島のセギ・ポイント飛行場の機体は初公開の飛行隊とのこと。 他にも、機体に残る日本軍の対空砲火の弾痕を指さした写真など、ディテールのよくわかるカットも紹介されています。 SBDドーントレスの構造とシステムでは、急降下時と着陸時のフラップの作動状態のモノクロ写真が紹介されており、作動リンクの状態がよくわかります。 パイロット席の防弾板や照準器、銃手席のクローズアップ写真や後席機銃の収納状態のモノクロ写真も紹介されています。 |
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日本陸海軍幻の軍用機大百科 2020年 10 月号 [雑誌]: 丸 別冊 |
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丸 2020年 10 月号 [雑誌] |
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ゼロから始める艦船模型の製作術 総ざらい2020年版(1) 2020年 09 月号 [雑誌]: 月刊モデルアート 増刊 |
丸 2020年 09 月号 [雑誌] |
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丸 2020年 05 月号 [雑誌] |
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モデルアート 2020年 05 月号 [雑誌] |
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Scale Aviation 2019年 11 月号 |
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最新ツールとマテリアルを活かす 飛行機モデルの製作術 工作編 2019年 09 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 ★★★★★ |
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考証機材:飛行機モデル | |||||||||||
2019/9/22更新 最新ツールとマテリアルを活かす飛行機モデルの制作術 工作編 多種多様なツールとマテリアルを使いこなして、もっと楽しく、スマートに模型をつくろう! キットの作例や実機のカラー写真も多数紹介されており、充実の内容となっています。 ★ここ数年で驚くほどの多様化を果たした! スジ彫りツールの使用感を確認しよう 飛行機模型のキモともいえる外板スジ彫りツールの長所・短所など、各社のスジ彫りツール18本の使用感がカラー写真と解説で徹底比較されています。 ★カッターやヤスリを効果的に使い分けて パーツの基本的な整形の効率をアップ 多種多様に揃ったツールやマテリアルですが、板で裏打ちされたヤスリや、刃の角度の異なるカッターナイフの使い勝手の良いシチュエーションが解説されています。 ★溶剤系接着剤もバラエティ性に富んできた 得手不得手を理解して上手く使い分けよう 各種の溶剤系接着剤の相性を、使用する部位などの具体例を通じて解説されています。 例えば、流し込みタイプはどこに使う、トロ味のあるタミヤセメントはここが相性バッチリなどなど。 ほかに接着剤を使った意外な裏技や特殊な接着の方法など、知っていると便利な情報が盛りだくさんです。 ★キャノピーのゲート跡や接着面の整形は、 ツールの選択で失敗せずに整形できる 飛行機モデルにおいて最もデリケートなパーツといえるキャノピーや風防をキレイに整形する手順が解説されています。 クリアーパーツのフチをどうしても薄くしたい場合などなど。 ★キャノピーのパーティングラインの整形も、 コツが分かれば短時間で済ませられる Ω型の断面を再現した影響で、キャノピーにパーティングラインが発生したキットがあります。 主に現用ジェット機に多いようですが、適切なツールを用いるとアッという間に済ますことができ、そのノウハウが解説されています。 ★一見キレイに見えるキャノピーも、 表面をコーティングすると更に美しくなる パーティングラインが露出していないクリアーパーツでも、僅かなキズや面の歪みは意外とあるものです。 特に古いキットでは無視できないものもあります。 そんな時は目の細かい研磨ツールで軽く磨いて、更にコーティング剤を塗布などすると手早く対処できます。 ここでは、コーティング剤の使い方と、研磨後のクリアーパーツの雰囲気の違いなどが比較されています。 ★面倒だけど、いつかは挑戦してみたい! まずはリベット打ちツールの使い方を知ろう 歯車タイプやニードルタイプのリベット打ちツールの使い方や、極小ポンチの自作方法などが解説されています。 ★電動リューターと特殊な先端ビットで デリケートな加工に挑戦してみよう 極薄の砥石をカッティングディスクとして使用する方法や、砲弾型ゴム砥石でプラの厚みを絶妙に薄くする方法などのディテールアップテクニックが解説されています。 |
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