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日本陸軍 二式複座戦闘機 屠龍(キ-45) 資料

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考証機材と資料リポート

陸軍二式複座戦闘機 屠龍 (世界の傑作機スペシャルエディションvo.7)
陸軍二式複座戦闘機 屠龍
(世界の傑作機スペシャルエディションvo.7)

★★★★★

考証機材 : 二式復座戦闘機 屠龍

2018/8/8更新

カラーページは15ページ。
塗装とマーキングのカラーイラストが10ページで、当時のカラー写真が5ページです。
当時のカラー写真は米軍に撮影されたもので、ルソン島クラークフィールドに残されたものや、福生飛行場の残骸が紹介されています。
いずれも非常に発色が良く、褐色がかった濃緑灰色やプロペラの褐色など、当時の色合いの参考になります。

当時のモノクロ写真は、試作機から二式双発襲撃機・キ九六、機首カバーを外したホ二○三37mm砲や弾帯のクローズアップ写真など、おなじみの写真や見たことのない写真などが多数紹介されています。
また、報道カメラマンがとらえた機首固定風防直上からの写真は、百式射爆照準器や16mm耐弾用鋼板などの珍しいアングルの情報を得ることができます。

飛行第四戦隊、飛行第五戦隊、飛行第十三戦隊、飛行第二十七戦隊、飛行第四十五戦隊、飛行第五十三戦隊、飛行第五十四戦隊、独立飛行第二十五戦隊などの部隊マークのクローズアップ写真も紹介されています。



陸軍2式複座戦闘機「屠龍」 (世界の傑作機 NO. 21)
陸軍2式複座戦闘機屠龍
(世界の傑作機 NO. 21)

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考証機材 : 屠龍

カラーページは3ページのみ。
いずれもキ45改 二式複戦「屠龍」の基本塗装のカラーイラストで、1ページ1機種の二面図が掲載されています。
最初は前面灰緑色塗装。次に濃緑色マダラ迷彩。最後に前面暗褐色塗装の3種類が紹介されています。
その他は当時のモノクロ写真で開発の経緯や各型の紹介がされています。

まず、キ45試作複座戦闘機からはじまりますが、ここではエンジンを取り外した状態のナセルが紹介されています。
カウルフラップを開閉するロッドの全体が写っておりカウルフラップの開閉の機構がよくわかる珍しいカットです。
機首武装の点検パネルをはずしたカットや川崎式旋回銃架のクローズアップなどディテールのよくわかるカットも多数掲載されています。

続くキ45第1次性能向上機、第2次性能向上機ではフラップの裏側なども見ることができます。
キ45改甲、キ45改丙では実施部隊の機体だけでなく米軍に鹵獲された機体も紹介されており、キャノピー部・エンジン部・機首部などのディテールがよくわかる鮮明なカットも掲載されています。

米軍で調査された二式複戦丁型も紹介されています。
ここでは、操縦席計器板やコックピット左右の操作レバーなどの写真が紹介されています。
計器類の表示は英語になっており、オリジナルでない部分もあるようですが貴重な資料です。

また、カウリングをはずした状態のエンジンや補器類の写真、主脚収納室内の写真も掲載されており、主脚扉開閉ヒンジの構造も見ることができます。
屠龍の基本塗装とマーキングは最後にモノクロイラストとモノクロ写真で紹介されています。



屠龍 九九軍偵・襲撃機 (軍用機メカ・シリーズ)
屠龍 九九軍偵・襲撃機
(軍用機メカ・シリーズ)

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屠龍/九九軍偵・襲撃機 (ハンディ判図解・軍用機シリーズ)
屠龍/九九軍偵・襲撃機
(ハンディ判図解・軍用機シリーズ)

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考証機材 : 屠龍 九九式軍偵

カラーページは綴じ込みで4ページ。操縦席正面と左舷のカラーイラストが1ページ。
操縦席右舷と後席右舷のカラーイラストが1ページ。残り2ページは塗装とマーキングのカラーイラストです。
カラー写真はありませんが、各部位がクローズアップされた鮮明なモノクロ写真はかなりの枚数が紹介されています。
これらの写真は米軍によってテストされた屠龍の記録写真として撮影されたもので、細部がよくわかる鮮明なものとなっています。

まず、ハ102エンジンはカウリングをはずした状態の側面が1ページ1ショットのドアップで紹介されており、カウルフラップが全開に近い状態で写っています。
ハ102エンジンの裏側や気化器のエアスクープもモノクロ写真1ページ2ショットで紹介されています。

操縦席も米軍撮影のモノクロ写真が2ページ6ショットで紹介されており、その配置や配線・配管などを見ることができます。
その他、フラップ裏側の骨組・主脚・尾輪・ナセル下面の蜂巣型滑油冷却器のシャッター・胴体下面20mm機関砲・後席旋回銃と銃架など、日本側の写真も含め屠龍の鮮明なモノクロ写真が多数掲載されています。

また、それらのモノクロ写真を補足する精密イラストも多数掲載されており、かなり盛りだくさんの内容となっています。
カウルフラップの取付部のイラストでは、なかなか見ることのできない裏側の部位がよくわかり、興味深い構造となっています。

◆軍用機メカ・シリーズとハンディ判図解軍用機シリーズの解説


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