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日本陸軍 九九式双発軽爆撃機(キ-48) 資料

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考証機材と資料リポート
軍用機メカ・シリーズ 飛燕/五式戦/九九双軽
飛燕&五式戦・九九双軽
(軍用機メカ・シリーズ)

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飛燕・五式戦/九九双軽 (図解・軍用機シリーズ)
飛燕・五式戦/九九双軽
(図解・軍用機シリーズ)

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考証機材 : 飛燕・五式戦/九九式双発軽爆撃機

カラーページは8ページ。
コックピットのカラーイラストが3ページですが、胴体のカットモデル風に操縦席・電信席・爆撃手席・後下方銃座・後上方銃座など胴体内を広く再現されています。
残りの5ページは塗装とマーキングのカラーイラストとなっています。

特筆事項としては、中国・北京の航空博物館に存在する九九式双発軽爆撃機(キ-48)の修復中の写真が1カット掲載されています。

本書では九九式双軽のコックピット内部の当時のモノクロ写真が多数掲載されています。
なかでも、コックピット内部のほとんどの写真は搭乗員が配置についた状態で写っているおり、日本側で撮られた記録写真と思われます。

操縦席は可動風防の開閉杷柄もよくわかる鮮明なものが1ページ1ショットと、1ページ2ショットのアップで紹介されています。
爆撃手席では、前方銃座で機銃をかまえる銃手や爆撃照準器を覗く搭乗員の姿、前方銃座床面のドアから逆上がり式に乗込むコマ撮り写真も紹介されています。

後席無線席は、電鍵をたたく無線手や伝声管で話す無線手、無線支柱の空中線の張り方などが詳しく解説されています。
後上方銃座では、銃手の射撃姿勢の状態の写真が掲載されています。
側方下面・側方上面・後上方に機銃を指向した状態で撮られており、銃架などもよくわかるドアップとなっています。
後下方銃座も扉を開き、銃手が片手を着いて操作する射撃姿勢の状態で紹介されており、銃架や機銃本体もよくわかります。

爆弾倉は扉を開いた状態を前方から撮ったアップ写真が1ページ1ショトで紹介されており、機体外部へ開く二重扉のようすや開閉アームもよくわかる珍しいショットです。
その他、九九式双軽2型乙の「すのこ」状のダイブブレーキや、イ号誘導爆弾本体や母機となった九九式双軽、特攻専用機の写真など盛りだくさんの内容となっています。

◆軍用機メカ・シリーズとハンディ判図解軍用機シリーズの解説



日本陸海軍の特殊攻撃機と飛行爆弾
日本陸海軍の特殊攻撃機と飛行爆弾

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考証機材 : 九九式双発軽爆撃機 イ号1型乙無線誘導弾母機

カラーページはすべて塗装とマーキングのイラストで、最後に24ページで掲載されています。
それ以外はすべてモノクロの写真とイラストで解説されています。
個人的には特攻機は嫌いですが、ひとつの資料として紹介しておきます。

九九双軽の場合はイ号1型乙無線誘導弾の母機として改造された機体が紹介されており、当時のモノクロ写真やイラストで無線誘導弾の弾体や搭載状態などが詳しく解説されています。

また、機首に装備された誘導装置などの珍しい写真も多数紹介されており、無線誘導弾と母機の貴重な資料となっています。


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