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日本陸軍 戦闘機 日本陸軍 爆撃機 日本陸軍 偵察機/その他 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
写真史「飛行第四十七戦隊」 (世界の傑作機スペシャル・エディション Vol. 8) ★★★★★ 考証機材 : 鍾馗 疾風 |
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2019/12/12更新 タイトルどおり、陸軍「飛行第四十七戦隊」の機体と隊員の写真集です。 機材は主に鍾馗で、ベトナムやビルマでの増加試作機から震天隊までの当時のモノクロ写真が多数紹介されています。 内容はすでにおなじみのものがほとんどですが、写真史というだけあって時系列にそって編集されているので、機材の変遷が分かりやすくなっています。 後半三分の一は機材が疾風に変わりますが、ディテールアップの参考になりそうな写真は少ないようです。 |
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エアブラシや筆塗りで仕上げる 飛行機模型塗装テクニック 2016年 07 月号 モデルアート 増刊 ★★★☆☆ 考証機材 : 零戦五二型 飛燕 鍾馗 九九艦爆 紫電 屠龍 一式陸攻 |
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2016/7/8更新 全体的に各キットの性質までも考慮して製作テクニックが解説されているので、作例のキットを製作する際には是非目を通しておきたい資料です。 各機体の当時のモノクロ写真もまじえて実機の迷彩や塗装が解説されており、最新の考証も確認することができます。 ★日本機の製作テクニック ディテールアップ工作と塗装の段取を見る 作例 タミヤ 1/48 零式艦上戦闘機 五二型/五二型甲 タイトルが「飛行機塗装テクニック」なのですが、エンジン・コックピットなどの作りこみのコツや、このキット特有の段差などの解消テクニックなどの基本工作テクニックも解説されています。 たとえばこのキットの場合、主翼下面の機銃パネルは五二型と五二型甲では使用するパーツが異なるため、自分が作りたい型はどちらなのかよく確認しておき、五二型の場合は二箇所穴を開ける指示があるので忘れないこと。とか 胴体と主翼を接合した時に段差が生じるため、主翼上面パーツと脚収納庫上面を流し込み接着剤を流して接着するなど、その解決方法も紹介されています。 塗装に関しては、キットに付属しているキャノピー用のマスキングシールの使い方や、1/48原寸の塗装図を使って胴体の塗り分けラインを塗るテクニック、ハゲチョロを塗料で書き込むテクニックなどが紹介されています。 ★まだら迷彩の塗装手順を見る 目の細かいまだら迷彩はどのように塗ったらよいのだろう? 作例 ハセガワ 1/48 飛燕T型丁 244戦隊 飛燕の場合無塗装ジュラルミン地肌が基本塗装なので、銀色塗装の後にまだら迷彩を塗装する順番となっています。 機体の部位によって使用金属が異なるので、その表現として機体下面の銀の塗りわけテックニックが紹介されています。 作例は国籍マークや味方識別帯などのマーキングも塗装で再現しているので、その手順も解説されています。 まだら塗装は面相筆を使い、うっすらと色が着く程度に薄めた塗料で斑点の輪郭を手書きの後、ハンドピースで中を塗りつぶしていくといったテクニックが解説されています。コックピットや機体内部は最近の考証に従って灰緑色となっています。 ★全面銀塗装に筆塗りでチャレンジ 均一に塗ることが難しい筆塗りで銀色の塗料は上手く塗れるのか? 作例 ハセガワ 1/48 鍾馗U型丙 本キットの場合もカウリングと胴体、主翼と胴体の合わせ目に微妙なズレが生じているので、その整形方法や接着手順などが細かく解説されています。 また、筆塗りによる銀色無塗装の実験も解説されています。 ここでは「下地に黒を塗った場合」「ドライブラシの要領で塗装」「下地黒で銀をドライブラシ」「筆運びの向きによる光りかた」「定番シルバーのベタ塗り」「グレーを加えて塗る」「鉄道模型用カラーを使用」「数色重ねて深みを出す」などなどの塗装後のサンプルがカラー写真で紹介されています。 それぞれの仕上がりが微妙に違うので非常に参考になります。 作例の黒の下地塗装にドライブラシ風の筆塗りの場合は、その塗りムラがウェザリングのように見えるため、独特の迫力の仕上がりとなっています。 ★マーキングを塗装で仕上げる デカールを使わずに塗り分けでカラーリングする方法 作例 ハセガワ 1/48 九九式艦上爆撃機一一型 九九艦爆の中でも最も派手なマーキングの「蒼龍」第1中隊第21小隊1番機を機体番号以外を全てマスキング塗装で仕上げています。 あの、機体上面濃緑色・垂直尾翼と水平尾翼が赤で黄帯が三本入った機体です。 本書ではカラーイラストでマスキング塗装の手順が詳細に解説されており、非常に見やすい資料となっています。 ★塗装剥がしテクニック 実際に塗装面を傷付けて下地を見せる 作例 タミヤ 1/48 紫電11型甲 実際に塗装を剥がして表現するハゲチョロです。 タミヤのアクリル塗料でジュラルミンの銀地を塗装し、その上からGSIクレオスの離型剤Mr.シリコーンバリアーをエアブラシで吹きつけます。 シリコーンバリアーの本来の用途は複製の際にシリコン型が貼り付くのを防ぐためのものです。 機体上面色を塗装の後、つまようじを使って塗装を剥がします。 元々はAFVモデルのチッピングを施すために考案させたウェザリングテクニックですが、非常にリアルに仕上がります。 ★まだら迷彩はどうやって塗るの? きりんのような模様が入った迷彩を自作マスキングシートを使って塗装する方法 作例 ハセガワ 1/48 屠龍丁型 飛燕の場合とはまた違ったまだら迷彩の塗装テクニックです。@灰緑色を先に塗る場合A濃緑色を先に塗る場合Bマスキングゾルの場合Cマスキングを浮かすDマスキングを密着させるEねり消しを使った場合の6通りの実験結果も解説されており、最適な塗装方法が紹介されています。 作例では塗装図を切り抜いてマスキングシートを自作し、エアブラシで吹きつけ塗装をしています。 ★マスキングによる塗り分け方法 風防の複雑な塗り分けから迷彩塗装、塗装剥がれまで 作例 タミヤ 1/48 一式陸上攻撃機11型 窓枠の多い大型機の塗装テクニックの解説です。 濃緑色と土色の2色塗装の一式陸攻を、窓枠までマスキングして全体を塗装します。 塗装剥がれの下準備はホワイトボードマーカーをあらかじめ塗っておき、そこを中心にテープで大きく剥がすテクニックを使っています。 ここでも機体上面色の塗り分けは、塗装図を切り抜いた自作マスキングシートを使用しています。 |
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イラストで見る 日本陸・海軍機大図鑑(2) 2016年 04 月号 モデルアート 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 日本陸海軍機の装備 |
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2016/4/1更新 イラストで見る 日本陸・海軍機大図鑑A 零戦の照準器・増槽ほか偏 ということで、オープニングは照準器。 第1章:日本陸海軍の照準器 零戦と開発段階から進行し、戦闘機の眼として生産され続けた九八式射爆照準器一型のカラーイラストが6ページ。 十二試艦戦に取り付けられた「レビ」照準器のイラストや富岡光学製・千代田光学精工製の違いなどが、ディテールがよくわかる大きなイラストで紹介されています。 艦上爆撃機と水上偵察機用として制式採用となった九八式射爆照準器二型も6ページ。 富岡光学に次いで量産した東京光学製のディテールや取り付け金具などが紹介されています。 陸軍の100式射撃照準器も各部位のディテールや照門・照星の起倒機構など6ページ紹介されています。 その他の照準器として 雷撃照準器と目盛板 九七式飛行艇用雷撃照準器 零式雷撃照準器二型 電鍵 垂下アンテナ 無線電信機 【コラム】では光像式射爆照準器が「O.P.L」と呼ばれる理由と「O.P.L」社製照準器のイラストも紹介されています。 第2章日本陸海軍機の増槽 現存する零戦の増槽を元に、押出装置などの構造・機構の詳細が紹介されています。 機体に装着した状態や投下後の状態の内部構造図など、増槽を知る上で非常に興味深い内容となっています。 他に月光・キ44鍾馗・彩雲・彗星の増槽も紹介されています。 第3章日本陸海軍の装備 射撃訓練用の八九式写真銃・雷撃訓練用の一式雷撃照準鑑査写真機・零式観測機の補助フロート・零戦二一型の編隊灯・考証を反映した模型製作キ44などが紹介されています。 |
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日本陸海軍機大図鑑 2015年 10 月号 モデルアート 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 零戦 雷電 紫電/紫電改 晴嵐 零式観測機 震電 瑞雲 深山/連山 彩雲 月光 流星 屠龍 鍾馗 |
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2015/9/19更新 モデルアート誌に連載中の「零戦大図鑑」あらため「日本機大図鑑」の特集です。 このコーナーは本サイトでも特筆事項として多数紹介しており、その特集の本誌となると特筆事項の塊となってしまい膨大な量の解説となってしまうので、ここでは掲載資料の機種と内容のみ紹介します。 連載の内容を再検討し加筆修正されているので、始めて見る資料もあります。 ★陸海軍機の操縦席を見る 零戦二一型・三二型・五二型 零戦の頭当て 雷電一一型の計器板 紫電二一型(紫電改)の計器板 晴嵐の計器板 晴嵐の後席 晴嵐の無線電信機 零式水上観測機一一型 震電の計器板 震電の操縦席 瑞雲の計器板 屠龍甲型 屠龍丁型 深山 連山 ★陸海軍機の内装・外装の検証 手動慣性始動機 零戦の手動慣性始動機 二式水戦の手動慣性始動機 紫電/紫電改の手動慣性始動機 雷電の手動慣性始動機 月光/九六艦戦/烈風の手動慣性始動機 十二試艦戦/零戦一一型/二一型の機首 零戦のエンジン 零戦三二型/二二型/五二型の機首 零戦五二型の機首 栄エンジン二一型/三一型 彩雲のエンジン架覆い 彩雲のエンジン始動 彩雲のエンジン架 彩雲の排気管/カウルフラップ 彩雲の機首 現存した「彩雲エンジン架覆い」のその後 誉二一型エンジン 零戦の主脚 雷電の主脚 陸軍機の主脚/頭当て 彩雲の主脚 零戦二一型の主翼 零戦五二型の主翼 二式戦闘機 鍾馗の主脚 二式戦闘機 鍾馗の燃料タンク収納部 二式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク 二式戦闘機 鍾馗の翼内燃料タンク緊定帯 零戦の尾輪 陸海軍機の尾輪 零戦の尾脚 海軍機の尾橇 尾輪回転制限装置 零戦の尾輪求心装置 雷電の尾輪求心装置 紫電/紫電改の尾輪求心装置 月光の尾脚 彩雲の尾脚と配電盤 零戦五二型のジャッキ 零戦二一型のジャッキ 前翼型滑空機MXY6 震電の胴体後部と側翼 深山・連山 深山の射爆兵装 深山の降着装置 紫電改の主翼と尾翼 流星の風防 |
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モデルアートプロフィール 鍾馗(しょうき) 2009年 08月号 ★★★★★ 考証機材 : 鐘馗 二型丙 |
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一冊まるごと「二式戦闘機 鐘馗 キ-44」の特集です。 ハセガワからリリースされた1/32スケールモデルの二型丙の作例や製作工程が複数紹介されています。 また、実機のモノクロ写真も多数掲載されており、資料としてのボリューム感も十分あります。 特筆事項としては、計器版やフラップ周辺、引き込み脚のはみ出る機構、日本陸軍機として初の防弾鋼板を装備した頭部保護支柱、コックピット側面の緊急脱出用の扉などディテールのよくわかるカラーイラストは、現存機のないキー44にとって最高の資料となります。 |
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陸軍2式単座戦闘機「鐘馗」 世界の傑作機 16 ★★★★★ 考証機材 : 鐘馗 |
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カラーページは4ページ。すべて塗装とマーキングのカラーイラストです。 増加試作機の独立飛行第47中隊の機体が側面と上面図で2種類、明野陸軍飛行学校の機体は三面図で1種類、飛行第85戦隊の機体は側面と上面図で1種類、飛行第50戦隊の機体は側面図のみ1種類、飛行第70戦隊の機体も側面と上面図で1種類、飛行第23戦隊の機体は側面図のみで1種類紹介されています。 当時のモノクロ写真は、キ44試作機から始まり二式単戦の各型が掲載されています。 全体的に、鮮明なクローズアップの写真も多く、環状潤滑油冷却器や主脚・プロペラ・キャノピーなどディテールアップの資料も見受けられます。 映画「加藤隼戦闘隊」に敵機役として出演した明野飛行学校所属のキ44-U甲も紹介されています。 迷彩は濃緑色のマダラのままで、国籍標識のみ蛇の目のイギリス空軍となっています。 40mmロケット砲ホ-301装備の47戦隊所属機は、2ページ5カット紹介されています。 |
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鍾馗戦闘機隊 帝都防衛の切り札 陸軍飛行第70戦隊写真史 ★★★★★ 考証機材 : 鍾馗 |
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菊地俊吉氏撮影の写真もまじえた陸軍飛行第70戦隊写真史で、生きた鐘馗と搭乗員の姿をとらえた貴重な一冊です。 鐘馗のクローズアップも多く、ディテールのよくわかる写真も多数掲載されています。 巻頭にはカラーページが10ページあり、うちフォトショップで着色されたカラー写真が3ページで、その他は塗装とマーキングのイラストです。 また本書の後半に、ロケット戦闘機「秋水」の実験部隊である、陸軍航空審査部「特兵隊」の記録も掲載されています。 ここで秋水によく似た無尾翼機の写真が出現しますが、これは軽滑空機の「秋草」という機体で無尾翼機の実験・慣熟飛行のための機体のようです。 おそらく、この機体の写真が秋水として紹介されたこともあるだろうというほど似ています。 |
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MODEL Art (モデル アート) 2009年 11月号 ★★★★★ 考証機材 : 鐘馗 二型丙 |
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本書には、中国に現存する鍾馗(キ-44)の機体の残骸の写真が紹介されています。 写真は、前方から撮った主翼下面の全体像1枚と、主脚収納部1枚と脚の基部2枚で「鍾馗」特有の主脚リンクの出っ張りとリンク覆いも写っています。 主翼のみの残骸らしいのですが、主翼の機銃収容部あたりから先が両翼ともなくなっている状態です。 機首部分はなく、上から見た状態がどうなっているのかも非常に気になります。 他は、イラストでこの写真の部位の、主脚収納部やリンクカバーを解説しています。 以上が特筆事項です。 |
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Modelers Workshop How to Build 日本陸軍機 戦闘機編 (モデラーズ・ワークショップ) ★★★☆☆ 考証機材 : 鍾馗 二型丙 |
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日本陸軍で正式採用された一式戦から五式戦までの戦闘機の1/48スケールの作例を一点づつ紹介しています。 ディテールのアップ写真が鮮やかで、カラーリングの参考資料としても重宝する一冊。 「二式戦 鐘馗 キ-44」はハセガワ1/48スケールキットを使用。 作例はスケールアヴィエーション誌Vol.41に掲載されたもの。 満州地区の防空に活躍した104戦隊の機体で、最近の考証によって明らかになったマーキングを施しています。 製作工程の各パーツの塗装や、外板の塗り分けなど製作スキルアップ資料としても重宝な一冊です。 |
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