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考証機材と資料リポート
ハインケルHe177 (世界の傑作機��192) ★★★★★
考証機材:He177
2019/10/30更新 カラーページは8ページ。 すべてHe177の標準塗装図などの塗装とマーキングのカラーイラストとなっています。 カラー写真はありません。 開発と各型では、各型の細部がモノクロイラストで解説されています。 当時のモノクロ写真も何点か紹介されていますが、クローズアップ写真は尾部銃座と機首のみで、全景の写真が多いようです。 エンジンや武装、装備などのディテールは、当時のマニュアルの写真やイラストで詳細に解説されています。 本機独特の排気管の配置やダイブブレーキ、主脚と脚カバーなどの構造はここで見ることができます。 対艦誘導ミサイルHs293やFritzXの構造についても詳しく触れられており、誘導兵器用ジョイスティックのモノクロイラストも紹介されています。 「世界の傑作機He162」の場合もそうですが、大戦末期の機材については資料も少なく、書籍として発行するのも大変ご苦労なことと思いますが、資料として世に送り出してもらえるのは非常にありがたいことだと感謝しております。
WWIIドイツ空軍ハインケルHe177“グライフ” ―謎の多い巨大4発爆撃機の実体を 未発表を含む当時の資料を駆使して徹底解剖! (世界の傑作機別冊―Graphic Action Series) ★★★★★ 考証機材 ： He177
巻頭カラーページは基本塗装とマーキングのカラーイラストが6ページ、エンジンのカットモデルと現存するFritzX・Hs293のカラー写真が4ページ紹介されています。 全体的にはHe177の当時のマニュアルとモノクロイラストによる解説が紹介されています。 当時のマニュアル画像はかなりの枚数が掲載されており、主脚取付部やコックピット内部、上部ターレットやゴンドラ内部など、多数の部位が紹介されています。 資料の少ない機体だけにディテールアップの貴重な資料といえます。