★模型製作が上手くなる便利ツール | |||||||||||
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「リベット」「鋲」「ネジ」「ビス」の違いと模型での表現方法 ・航空機に見られる頭部が平らな「リベット」は「沈頭鋲」と呼ばれる。 ・戦車や船舶は、第二次大戦の頃には溶接に移行しつつあったが、航空機はアルミ合金を使用していることなどから溶接が難しく、「リベット」が使われ続けた。 ・「ネジ」と「ビス」はほぼ同義で、ドライバーなどで締めたりはずしたりできるものを指す。 アクセスハッチや、金属と透明な風防の固定などに用いられることが多い。 ★表現方法@ ヒートペンを使う ・「リベット」や「ビス」の表現方法は色々とあるが、十和田技研のヒートペンを使った凸リベットを表現してみる。 ・先端にはブレインファクトリーの別売オプションビット「丸頭リベットビットφ0.3」を取り付ける。 ・ヒートペンは家庭用電源を用いて、プラ材を溶かすことができるツール。 ・前述した別売りのオプションビットに付属するテフロンマットの上に、薄めのプラバンを置いて、上からヒートペンを押し当てる。 ・ビット先端の小さな窪み部分に、溶けたプラ材が充填される。 ・プラパーツにビットを軽く当てたら、手早く持ち上げる。するとビット先端に溜まっていたプラ材が移植され、凸リベットのように仕上がる。 ・一連の作業には慣れが必要だが、少し練習をすればコツが分かり、アットいう間に再現できるはずだ。 ★表現方法A 点を打つ ・点状の窪みを彫ってリベットを表現する方法は飛行機モデルでよく見られる。 ・実際の「凸リベット」も「枕頭鋲」も点状の窪みではないので、厳密にはリアルな表現ではないが、手軽に繊細さを演出できる。 ・ニードルや円形のノコギ刃の付いたツールで表現するのが一般的。 ★表現方法B ○形モールドを打つ ・○形に彫れるツールなら「沈頭鋲」を表現しやすい。 ・遠目には気付かず、近づくとハッキリ見て取れる様は、実に実感がある。ただしニードルで彫る場合よりも多くの労力を要する。 ・1/72スケールの航空機ではオーバースケールになりがち。 ★表現方法C 筆で描く ・リベットは彫刻で表現するのが一般的だが、筆塗りで描くという裏ワザもある。 ・もちろん暗くして凹んだビスを表現したり、明るくして凸リベットを表現するのも思いのまま。使用する塗料にもよるが、リベットだけを拭き取って描き直せるのも長所だろう。 ★表現方法D 汎用パーツを貼る ・AFVモデルやバイクに、比較的大きな「リベット」や「ビス」を表現したいなら、市販の汎用パーツを使う手もある。 ・ウェーブなどからはプラ材の、プロホビーやアドラーズネストなどからは金属製の汎用パーツが発売されており、半球形や六角ボルト刑などが選べる。 |
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ツールの特徴 | |||||||||||
★丸リベットスタンパー 直径0.4mm ・押しつけることで○形のモールドがスタンプできるツール。 ・2サイズあるうち大きめなのがこちらで、1/48レシプロ機の沈頭鋲やビスの再現に適したサイズ。 ・ハンドルも含めて金属製で、持ちやすい。 |
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★ハセガワ 丸リベット スタンパー★ 直径0.4mm(TT33) |
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★丸リベットスタンパー 直径0.25mm ・極小サイズの○モールドを表現することができる。 ・1/72レシプロ機のビスなどに向いている。 ・上記の直径0.4mmが明るい銀色なのに比べ、ガンメタル色に着色されており、間違えにくい。 |
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★ハセガワ 丸リベットスタンパー★ 直径0.25mm(TT34) |
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★戦車用リベットスクライバー ・上記のリベットスタンパーと同様の製品で、外径が0.5mmと大きめの数値になっている。 ・先端と本体が一体化されている点がリベットスタンパーとの相違点。 ・1/35AFVモデルのビスの表現などに有効。 |
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ハセガワ ★戦車用 リベットスクライバー (TL13)★ |
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★モデリングポンチA ・金属製の打ち抜きツール。 ・とても頑丈にできており、薄いプラ材やマスキングテープを○形に打ち抜くことができる。 ・アタッチメントは取り替え可能で、2mm、2.5mm、3mm径の、計3種類が付属している。 |
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ハセガワ ★モデリングポンチA 直径2~3mm (TT35)★ |
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★モデリングポンチB ・サイズ違いの製品で、3.5mm、4.5mm、5mm径がセットされている。 ・円形の給油ハッチの自作など、様々な使い方が考えられる。 ・アタッチメント側面の穴は、交換時に金属棒をさして回すのに使える。 |
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ハセガワ ★モデリングポンチB 直径3.5~5mm (TT36)★ |
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★モデリングポンチC ・最小の1mmと1.5mm径のセット。 ・艦船模型の舷窓をふさぐ丸板も作れる。 ・価格は他のサイズと同じなのにアタッチメントは2個のみ。 |
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ハセガワ ★モデリングポンチC (直径1・1.5mm) (TT38)★ |
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★リベットスクライバー ・押し当てることで小さな点を彫刻できるツール。 ・一見ただの針状に見えるが、先端は極めて小さい平面の円となっており、キレイな点が打ちやすい。 ・汎用性が高く、ひとつ持っておきたいツールだ。 |
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ハセガワ ★リベット スクライバー (TL11)★ |
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★リベットゲージ1 ・1mm、1.5mm、2mm、2.5mmピッチのエッチング製ゲージ。 ・ニードル型ツールのガイドに使う。 ・意図する位置にピッタリ打つには慣れが必要だが、均一なリベットラインの形成には欠かせない。 |
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ハセガワ ★リベット ゲージ1 (TL12)★ |
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★リベットゲージ2 ・ピッチは1mmのみだが、曲線的なラインを描いたエッチング製ゲージが、曲率違いで3種セットされる。 ・リベットラインが曲線的となっている場合はもちろん、テーパーのあるパーツなどにも使える。 |
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ハセガワ ★リベットゲージ2 曲面用 (TL14)★ |
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★Mr.リベットマーキング ・本体を押し込むことで先端が回転し、あまり力を入れずとも○形モールドが彫刻できるスグレモノ。 ・先端部は交換可能で、0.25mm、0.45mm、0.60mm径の計3サイズが付属。 ・交換用レンチも付属する。 |
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GSIクレオス ★Mr.リベットマーキング(GT70)★ |
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★ヒートペン ・家庭用電源に差し込み、先端部を熱することでプラを加工する。 ・温度コントローラーにより、利用目的に合わせて温度調節が可能。 ・ブレイン・ファクトリーからは各種ビットが発売されている。 ・ビットを交換することでプラスチックの切断から戦車装甲の溶接線の再現、リベットの追加、マイナスネジモールドやツィンメリットコーティングの再現などが可能。 ・これひとつあるだけで模型工作のすべてを網羅してしまうほどの汎用性を持つ、大変応用範囲の広い工具。 |
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十和田技研 ★ヒートペン HP−1000★ |
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★Mリベットメーカー ・円形のノコギリ刃を転がすことで、点状のラインが打てる。 ・スライド式の安全装置が定規などのガイドとぶつかりやすいが、安価なのが魅力。 ・0.5mm、0.8mm、1.0mm、1.2mmピッチの、計4つの刃が付属。 |
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モノクローム MT001 ★リベットメーカー モノクロ・ツール★ |
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★パンチ&ダイ(丸) ・平リベットやボルトがたくさん必要な場合に簡単に量産ができる。 ・おなじような道具にポンチもあるが、切断面のシャープさでは劣る。 ・使い方はプラ材を挿み、穴の企画にあったピンを打ち込むことで抜き出して生産する。 ・パターンは「丸」や「6角(ボルト)」がある。 ・マスキングシートを打ち抜くことでドイツ軍の大戦末期に見られる丸がいくつも重なったようなパターンも再現できる。 |
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★パンチ&ダイ(丸)★ ヒストリックス |
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