★模型製作が上手くなる便利ツール
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塗装前のパーツに塗布する「サーフェイサー」。その意味と効果について考える 「溶きパテ」と似ているものの、使う理由と効果が若干異なる「サーフェイサー」。 パーツ表面の細かい傷を埋めるのに有効なのは同じですが、「サーフェイサー」は缶スプレーの製品が多いようです。 また、ビン入りタイプも溶剤で薄められる製品が多く、薄めることでエアブラシで吹けると明記されたものもあります。 盛るのではなく、塗るための下地用”塗料”といった感じです。 「サーフェイサー」を大まかに分類すると、「金属などへの食い付きを高める成分の含有量の大小」、「プラ用・レジン専用」、「ビン入りタイプ・缶スプレータイプ」に分けられる。 レジンパーツや金属パーツ、エッチングパーツへの塗料の食い付きを良くする成分は、模型用ではどの製品にも含まれているようで、これも「サーフェイサー」が便利な理由のひとつといえます。 ★サーフェイサーの効果を実感してみよう パーティングラインを落とすのは、カーモデルを作るうえでのお約束の作業です。ただ、細かな磨き傷や、パテ埋めをした部分が残ります。 このまま塗装をすると、なんだか傷痕やパテとプラの境界部分が目立ってしまいそうで気になります。 そこで「サーフェイサー」を吹き付けるわけです。 細かな傷が埋まるだけでなく、わずかな凹凸のある部分が視認しやすくなります。 プラパーツにはプラ用を使用し、レジン素材専用のものは使わないようにしましょう。 また、パーツの隅々までたっぷりと吹く必要はありません。 表面に残ったわずかな凹凸を、目の細かい耐水ペーパーで軽く磨いたら、これで塗装の準備が完了となります。 ただしツヤ消しタイプの「サーフェイサー」は、細かな傷が意外と目立たないものです。 凹凸がないように見える部分も、軽く耐水ペーパーを当てておくと良いでしょう。 ★実は必須じゃない！「サーフェイサー」が必要か否かは、状況によって異なる 「サーフェイサー」は、必ずし必ず吹かなければならないものでもありません。 実は、普段はあまり「サーフェイサー」を使わないと語るプロモデラーもいるのです。 金属パーツやレジンパーツは塗料の食い付きが良くないので、セオリーとしては「サーフェイサー」を吹くべきですが、艦船模型の手すりのエッチングパーツだったり、飛行機モデルのコックピットなどは、完成後はまず触れないもの。 だから「サーフェイサー」は不要だというのです。また、飛行機モデルの繊細なスジ彫りを埋めないために吹かない人もいます。 このような場合、合わせ目に少量の塗料をエアブラシで吹くと、表面の状態を確認することができます。 もちろん、滑らかな塗装面が求められるカーモデルのボディや、パーツ表面の整形を要するレジンキットの場合は、おおむね「サーフェイサー」を使う人が多いようです。 使用するか否かは、作るアイテムや好みによって変わるというのが実際のところでしょう。
ツールの特徴
★Mr.サーフェイサー500 ・溶きパテ。 ・名前のとおり傷埋め効果は高い。 ・塗装後はかなり強いツヤ消しになる。 ・基礎工作の段階や、パーツの合わせ目などへの筆塗りに向く。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー 500 溶きパテ★
★Mr.サーフェイサー1000 ・上記の「Mr.サーフェイサー500」に比べて塗膜のキメが細かい。 ・800番程の紙ヤスリの傷なら埋めることができる。 ・塗装面はツヤ消し仕上げ。 ・標準的な「サーフェイサー」。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー１０００（ビン入り）★
★Mr.サーフェイサー1200 ・上記の「Mr.サーフェイサー1000」に比べ、さらにキメが細かい。 ・ツヤ消しながら、割としっとりとした表面に仕上がる。 ・繊細な彫刻のある部分や、カーモデルの下地向き。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー１２００（ビン入り）★
★Mr.ベースホワイト1000 ・高い隠蔽力を持つ白い塗料。 ・表面の仕上がりは滑らかなツヤ消しになる。 ・塗料であるだけに傷埋め効果は弱い ・通常のMr.カラーと違い、金属にも塗装できる。
ＧＳＩクレオス ★Mr.ベースホワイト 1000（ビンタイプ）★
★Mr.レジンプライマー・サーフェイサー ・レジン（ウレタン樹脂）への食い付きを強化した製品。 ・レジン専用でプラ素材には使用不可。 ・ツヤ消しの塗膜でキメが細かい。
GSIクレオス ★Mr.レジンプライマー・サーフェイサー★ （ビン入り）
★Mr.プライマー・サーフェイサー1000 ・プラ材にも使用可能、食い付きは良好。 ・希釈する場合は、「Mr.カラーレベリングウスメ液」を使うこと。
GSIクレオス ★Mr.プライマー・サーフェイサー　1000★ （グレータイプ）40ml （ビン入り）　【SF287】
★サーフェイサー ・液状のラッカーパテ。 ・筆塗り時は普通の塗料に近い使用感。 ・塗膜はツヤあり気味。 ・「タミヤ　ラッカー溶剤」で希釈すれば、エアブラシでも使用可。
★タミヤ　サーフェイサー　（40mlビン入り）★
★サーフェイサーホワイト ・上塗り塗装の発色を助ける白いタイプ。 ・塗膜はグロス気味に感じる。 ・「タミヤ　ラッカー溶剤」で希釈すれば、エアブラシでも使用可。
★タミヤ　サーフェイサー★ (ホワイト･40mlビン入り)
★Mr.サーフェイサー500 スプレータイプ ・上記のビン入り版の「Mr.サーフェイサー500」を、缶スプレー仕様としたもの。 ・色調や塗膜の質感はビン入り版と同じ。 ・強いツヤ消し具合も同じ。
★ＧＳＩクレオス　Mr.サーフェイサー500★ (スプレータイプ) 100ml
★Mr.サーフェイサー1000 スプレータイプ ・上記のビン入り版の「Mr.サーフェイサー1000」を、缶スプレーとしたもの。 ・塗膜はビン入りとほぼ同じ。 ・上記の「Mr.サーフェイサー500」よりは、かなりキメが細かい。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー１０００ スプレー★
★Mr.サーフェイサー1000 徳用スプレータイプ ・上記の「Mr.サーフェイサー1000スプレー」の増量版。 ・使用感はまったく同じ。 ・容量が多い分だけ使い切るまでに時間がかかるので、吹く前は缶をよく振っておくこと。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー1000 徳用★ (スプレータイプ) グレー 170ml
★Mr.サーフェイサー1200 スプレータイプ ・ビン入りの「Mr.サーフェイサー1200」の缶スプレー版。 ・「Mr.サーフェイサー1000」よりさらにキメ細かい。 ・わずかにツヤ消し気味。 ・目の細かい紙ヤスリで磨くと光沢が得られる。
ＧＳＩクレオス ★Mr.サーフェイサー1200★ (スプレータイプ) グレー 170ml
★Mr.ホワイトサーフェイサー1000 スプレータイプ ・「Mr.サーフェイサー1000」の塗色を白くしたもの。 ・塗膜はかなり純白に近い感じ。 ・少しツヤ消し気味。 ・塗料ではないので、傷埋め効果は高いまま。
GSI　クレオス ★Mr.ホワイトサーフェイサー1000★ スプレー
★Mr.ベースホワイト1000 スプレータイプ ・ビン入りの「Mr.ベースホワイト1000」と同じ白い塗料。 ・上塗り塗装の発色を高めてくれる。 ・傷埋め効果も弱いながらある。 ・「サーフェイサー」代わりに使う人もいる。 ・隠蔽力は上の「Mr.ホワイトサーフェイサー1000」よりもさらに高い。
ＧＳＩクレオス ★Ｍｒ．ベースホワイト１０００　スプレー★
★Mr.プライマー・サーフェイサー1000 スプレータイプ ・ビン入りの「Mr.プライマー・サーフェイサー1000」をスプレー式としたもの。 ・食い付きを高めた製品で、プラ材にも使用が可能。 ・隠蔽力は「Mr.サーフェイサー1000」のほうがやや高い。
ＧＳＩクレオス ★Mr.プライマー・サーフェイサー1000★ （スプレー）
★スーパーサーフェイサー ・万能仕様の「サーフェイサー」。 ・塗装面はややザラつき気味のツヤ消し仕上げ。 ・キズ埋め効果は高い。 ・ビン入りの「タミヤ　サーフェイサー」とはいくらか勝手が違う。
★タミヤ スーパーサーフェイサー 100ｍｌ★
★スーパーサーフェイサーＬ ・上の「タミヤ　スーパーサーフェイサー」のお徳用。 ・質感はまったく同じだ。 ・容量が多い分だけ使い切るまでに時間がかかるので、吹く前は缶をよく振っておくこと。 ・塗膜がノズルに溜まって固まらないよう、使用後に拭き取っておくこと。
★タミヤ　スーパーサーフェイサーL★ （グレイ）
★ファインサーフェイサーＬ ライトグレイ ・上の「タミヤ　スーパーサーフェイサー」と比べ、より滑らかでキメ細かな仕上がりの製品。 ・金属などにも吹ける。 ・塗膜はわずかな光沢を感じられる。 ・しっとりとしたツヤ消しになる。
★タミヤ　ファインサーフェイサーL★ （ライトグレイ）
★ファインサーフェイサーＬ ホワイト ・塗色を白くしたタイプ。 ・製品の特徴はそのままで、少々ツヤ消し気味。 ・滑らかでキメ細かい仕上がり。 ・カーモデルの下地などに向いている。
★タミヤ　ファインサーフェイサーL★ （ホワイト）