★模型製作が上手くなる便利ツール | |||||||||||
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★必ずしも商品名を示すわけではない「溶きパテ」。 そのメリットとデメリットを検証しよう 隙間埋めなどに使う「溶きパテ」。 よく目にする言葉ながら、「溶きパテ」とうたう製品はGSIクレオスの「Mr.溶きパテ(ホワイト)」と「サーフェイサー500(ビン入り)」しか存在しません。 もちろんこれらを指すことも多いのですが、実際には”ラッカーパテをラッカー系溶剤で溶いたもの”を「溶きパテ」と称することもあるのです。 「溶きパテ」のメリットは、塗料のように筆で塗ることができて、ある程度の塗膜を確保することができるといったところ。 パーツ表面のわずかな傷を埋めたいときに便利です。 さらにAFVモデルの表面に塗ってザラザラな質感にすることで、重厚感や荒々しさを演出するときにも役立ちます。 ただし、ラッカーパテを溶剤で薄めるという作業は、メーカーが認めていない用法であるということを理解しておいてください。 ラッカー系溶剤を加えると、プラパーツへの食いつきが低下したり、パテの強度が低下するケースが確認されているからです。 ★ラッカー溶剤で溶いた「溶きパテ」の特徴とは ラッカーパテを溶いて作った「溶きパテ」は溶剤の量を増やすことでサラサラにすることもできます。 モールドが入り組んでいて、紙ヤスリで整形できないようなパーツの合わせ目に、筆を使って流し込むこともできます。 ラッカー溶剤をしみこませた綿棒で拭き取れば、余分な溶きパテを落とすこともできます。 完全に乾燥する前に拭き取るほうが、効率は良いでしょう。 当然、薄く溶いた分だけヒケが大きくなるので、何度か重ね塗りする必要はあります。 「溶きパテ」をビンに入れて保管することも可能ですが、プラへの食いつきや強度は、かなり低下するようです。 細かな傷を埋める程度なら問題ないでしょうが、多少でも厚く塗るのなら、使うたびに「溶きパテ」を作ったほうがよいでしょう。 |
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ツールの特徴 | |||||||||||
★タミヤ パテ + タミヤ ラッカー = 溶きパテ ・「タミヤパテ(ベーシックタイプ)」を、同社の「ラッカー溶剤」で溶き、プラパーツに塗る。 ・「溶きパテ」といえば、多くのかたがこの姿を連想するのではないだろうか。 ・溶剤の量でサラサラにもドロドロにもできる。 ・塗料のようにパーツの表面になじませることもできる。 |
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★タミヤパテ (ベーシックタイプ)★ |
★タミヤラッカー溶剤 (250ml)★ |
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★Mr.ホワイトパテ + Mr.カラーうすめ液 = 溶きパテ ・GSIクレオスの「Mr.ホワイトパテ」を同社の「Mr.カラーうすめ液」で溶いた場合。 ・やや粘度が高くヒケが少ないので、薄塗りよりスジ彫りを埋める作業などのほうが向く。 ・プラへの食いつきは少し弱い感じだが、同社の「真・溶媒液」を少量混ぜると、やや改善されるようだ。 |
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★GSIクレオス Mr.ホワイトパテ★ |
GSIクレオス ★Mr.カラー うすめ液(特大) T104★ |
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Mr.カラー専用 ★真・溶媒液 250ml T115★ |
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★Mr. 溶きパテ ホワイト ・そのまま「溶きパテ」として使える。 ・使用感は「Mr.ホワイトパテ」を溶いたものに近い感じ。 ・薄塗りよりはスジ彫りを埋める作業などに向いている。 ・ヒケが比較的少ない。 ・乾燥が早い。 |
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★GSIクレオス Mr.溶きパテ ホワイト★ |
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