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日本海軍 艦船 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
艦船模型スペシャル 2020年 06 月号 [雑誌] |
1/700艦船模型データベース2020年版(1) 2019年 12 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
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艦船モデラーのための帝国海軍 搭載機総ざらい(2) 2019年 03 月号 モデルアート 増刊 ★★★★★ |
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考証機材:一四式水上偵察機 九○式二号水上偵察機 九四式水上偵察機 九五式水上偵察機 九八式水上偵察機 零式観測機 零式小型水上機 零式水上偵察機 瑞雲 |
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2019/3/23更新 戦艦や巡洋艦・水上機母艦など、水上機搭載艦船制作のための、搭載水上機の変遷を総まとめしたフルカラーの一冊です。 搭載機や艦船の当時のモノクロ写真も多数紹介されています。 巻頭は、歴代水上機の塗装とマーキングのカラーイラストが14ページ続きます。 機種は 一四式水上偵察機 九○式二号水上偵察機 九四式水上偵察機 九五式水上偵察機 九八式水上偵察機 零式観測機 零式小型水上機 零式水上偵察機 瑞雲 などです。 昭和19年時の零式三座水偵の搭載状態を再現したフジミ1/700改造「能代」の作例や、制作過程のチェックポイントも紹介されています。 ハセガワ1/700航空戦艦「伊勢」は、昭和19年6月時の彗星と瑞雲を配置した作例となっています。 他にタミヤ1/700改造最上、ピットロード1/700秋津洲、アオシマ1/700水上機母艦「千歳」などの作例も紹介されています。 千歳は昭和13年7月当時の鮮明なモノクロ写真も紹介されており、テーブル状の機銃甲板周辺のディテールがよくわかります。 以降は、日本海軍水上機と水上機搭載艦船の当時のモノクロ写真と、それらの解説となっています。 |
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日本海軍 特務艦船史 2018年 12 月号 世界の艦船 増刊 ★★★★★ |
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考証機材:工作艦 給油艦 給炭艦 給兵艦 給糧艦 運送艦 砕氷艦 測量艦 標的艦 電纜敷設艇 魚雷艇 潜水母艦 敷設艦 砲艦 輸送艦 水雷艇 通報艦 |
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2018/12/6更新 本書の概要が、冒頭に下記のとおりに記されています。 【この増刊第154集は、1997年に刊行され完売してすでに久しい増刊第47集の改訂新版である。 縁の下の力持ちとして艦隊を支えた特務艦艇に加え、潜水母艦、敷設艦、砲艦、輸送艦の全タイプ、さらには明治期の水雷艇と通報艦の映像を、詳細な解説や艦歴を付して紹介した。 収録写真は大幅に入れ替え、本文の構成も全面的に改めており、折込として給糧艦伊良湖の精密な艦内側平面図を付した。】 本書に紹介されている艦種は下記のとおりです。 第1部 特務艦艇 工作艦 給油艦 給炭艦 給兵艦 給糧艦 運送艦 砕氷艦 測量艦 標的艦 電纜敷設艇 魚雷艇 第2部 潜水母艦/敷設艦 潜水母艦 敷設艦 第3部 砲艦/輸送艦 砲艦 輸送艦 付) 明治の水雷艇/通報艦 水雷艇 通報艦 |
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艦船模型スペシャル 2017年 12 月号 ★★★★★ 考証機材:大鯨 迅鯨 長鯨 駒橋 伊58 インディアナポリス 伊吹 |
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2017/12/4更新 【特集】 大鯨と日本の潜水母艦 伊58と米重巡インディアナポリス まずは日本の潜水母艦の解説からはじまります。 続いて今年秋に世界初のニューリリースとなったアオシマ1/700大鯨の作例がジオラマで紹介されています。 停泊中の大鯨の両脇に伊71潜と伊68潜が寄り添っている様子が再現されています。 大鯨は1/700キットながら艦橋窓枠や手すり、航空機移動軌条、カタパルトなど別売りエッチングパーツを駆使して再現された力作です。 制作過程はありません。 ピットロード1/700迅鯨/長鯨もジオラマ仕立ての作例のみの紹介です。 迅鯨はキットのデフォルト状態の昭和10年当時、長鯨は開戦時の姿で再現されています。 迅鯨は和功の「紙作り」シリーズのフィギュアを配置しており、平時ののどかな雰囲気がうかがえます。 ほかに 「初期の潜水戦隊を支えた小型潜水母艦」工房飛龍1/700駒橋 「潜水母艦になった氷川丸の姉妹船」ハセガワ1/700平安丸の作例も紹介されています。 平安丸は制作過程のチェックポイントが解説されています。 二つ目の特集の「伊58と米重巡インディアナポリス」では、終戦後に撮影された伊58の艦橋付近のモノクロ写真が見開き2ページの大判で紹介されています。 シュノーケルや潜望鏡などの艦橋の装備や、舷外電路などのディテールがよくわかります。 作例はタミヤ1/700伊58のジオラマ仕立てで、回天を搭載して海上航行中の状態が再現されています。 艦橋や舷外電路、回天などの制作ポイントも解説されています。 インディアナポリスの作例は、タミヤ1/700インディアナポリスCA-35にファイブスター製のアップグレードパーツを組み込んだ洋上ジオラマ仕立てとなっています。 制作過程のチェックポイントも紹介されています。 ここではインディアナポリスがバトルダメージの修復作業を受けているときの非常に鮮明なモノクロ写真が紹介されています。 1ページ1カットの大判写真が2枚紹介されており、一枚は第2主砲塔、艦橋、トライポッド前部マスト、Mk.13レーダーを捉えたもの。 もう一枚は艦後方を捉えたもので、左舷の残されたカタパルト、航空機ハンガーとSC-1シーホーク、航空機用クレーン、後部煙突、5インチ砲、Mk.34射撃指揮装置などの詳細が非常によくわかります。 シーホークは主翼を折りたたんだ状態で写っています。 また、別ページにも翼を展張した状態のシーホークのモノクロ写真や、当時のカラー写真が紹介されています。 これらの写真だけでも非常に貴重な資料となっています。 後半はフルスクラッチビルド1/200「隼鷹」マリアナ沖海戦時の作例と、未成空母「伊吹」のモノクロ写真が紹介されています。 伊吹の写真は見開き2ページの大判1カットと同じく見開き2ページの2カット大判、1ページ2カットで紹介されています。 見開き2ページの大判の写真は終戦直後に米軍に撮影された艦尾の写真で、暗部を明るくする処理がされているため、飛行甲板裏の縦通材と横桁の構造がよくわかります。 ほかの写真でも角張ったスポンソンや支柱、給気トランクなどを見ることができます。 また、「伊吹」完成予想図のモノクロイラスト三面図も紹介されています。 ニューキットセレクションはハセガワ1/700朝潮/峯雲 日本海軍艦船図鑑は衝角(ラム)の追補です。 「鎮遠」「平遠」「常磐」「千歳」「敷島」「吾妻」「初瀬」など、日清・日露戦争時の艦船のカラーイラストが紹介されています。 |
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日本海軍 護衛艦艇史 2017年 12 月号 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材:日本海軍 海防艦 掃海艇 駆潜艇 敷設艇 哨戒艇 特務艇 |
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2017/12/3更新 日本海軍が海上護衛の主力とした海防艦、掃海艇、駆潜艇、敷設艇、哨戒艇、特務艇など6艦種、48タイプが網羅されています。 それぞれにタイプ解説と主要目、側面図、全艦艇の詳細な艦歴が紹介されています。 写真は艦体全景のものがほとんどですが、戦後に撮影されたものや建造中の未成艦などのクローズアップ写真も紹介されており、貴重な資料となっています。 第1部 海防艦 占守型 擇捉型 御蔵型 日振型 鵜來型 第1号型 第2号型 終戦直後の四阪の写真では艦首左舷や艦尾左舷の鮮明なカットが紹介されており、逆探や電探などのディテールがよくわかります。 第2部 掃海艇 第1号型 第13号型 第7号型 第19号型 第101号型 第3部 駆潜艇 第1号型 第4号型 第13号型 第28号型 第43号駆潜艇の艦橋内部や艦橋後部、後甲板のクローズアップ写真が紹介されています。 第4部 敷設艇 燕型 夏島型 測天型 網型 神島型 第5部 哨戒艇 第1号型 第31号型 第46号 第101号 第102号 第103号 第104号 第105号 第106号 第107号 第108号 第109号 第6部 特務艇 ・敷設特務艇 旧測天型・敷設特務艇 第1号型・敷設特務艇 第101号・哨戒特務艇 第1号型・駆潜特務艇 第251号型・駆潜特務艇 第1号型・駆潜特務艇 第101号・駆潜特務艇 第102号型・駆潜特務艇 第102号型・駆潜特務艇 第103号型・駆潜特務艇 第111号・駆潜特務艇 第112号型・駆潜特務艇 第117号・掃海特務艇 第1号型・掃海特務艇 第101号型・掃海特務艇 第104号型 などが解説されています。 最後の「日本海軍の護衛艦艇戦備を考える」では、十五糎九連装噴進爆雷砲の写真が1カット紹介されています。 |
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まけた側の良兵器集III ★★★☆☆ 考証機材 : 扶桑型戦艦 戦艦大和 航空母艦隼鷹 重巡洋艦青葉 妙高型巡洋艦 航空巡洋艦最上 軽巡洋艦夕張 駆逐艦綾波 駆逐艦夕立 丁型潜水艦 零式水上偵察機 零式観測機 四式戦闘機疾風 キ64試作戦闘機 九七式重爆撃機 夜間戦闘機月光 九七式艦上攻撃機 艦上攻撃機天山 二式飛行艇 |
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2017/7/1更新 いつものようにコミカルかつ精密なイラストの良兵器集第3弾です。 本書は左記の機材のイラストが多数紹介されており、各艦艇・航空機の全体図や艦橋・砲塔・武装などの各部位が紹介されています。 イラストは写真など情報量が多い画像をちょうど良い具合にデフォルメされて紹介されているので、模型製作には向いているかもしれません。 例によって他の資料ではあまり見かけない機材の紹介です。 九六式一一○糎探照灯一型 九四式爆雷投射機 丁型潜水艦全体像と艦橋、回天搭載架台 月光電探空中線変遷図と爆装時の主翼下面図 二式飛行艇爆装主翼下面図 キ六四試作戦闘機全体図・主翼下面図 キ二一 九七式重爆撃機鉄道輸送模式図 |
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艦船模型スペシャル2016年 03 月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 扶桑 神州丸 香取 翔鶴 あきづき 艦載機 矢矧 電探 信濃 速吸 ワスプ 伊19 三笠 報国丸 愛国丸 護国丸 |
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2016/2/17更新 特集:艦船模型テクニックガイド2 ベーシックテクニックから話題の最新テクニックまで、さまざまな作り方が紹介されています。 実艦の当時のモノクロ写真も部分的に紹介されています。 まず最初は ★艦橋のディテールアップ 「扶桑の艦橋を目いっぱい精密に作ってみた」 作例はヤヌス・シコルスキー氏の図面集と学研太平洋戦史シリーズ「扶桑型戦艦」を参考に、昭和8年の状態を再現しています。 キットはアオシマ1/700扶桑を使用しています。 下から順番に階層ごとに積み上げていく製作過程も詳しく丁寧に紹介されており、近代化改装後の複雑な構造を再現するテクニックが解説されています。 ★主砲身のディテールアップ工作 大和型砲塔の作例を使って、金属製砲身を使用した場合・ドリルで砲口を開口した場合・色差しで砲口を再現した場合の3種類の再現方法について、製作過程とともに解説されています。 ドリルで砲口を開口する際に中心からずれないようにするコツも紹介されています。 ★レジンキットの作り方 作例はNICO1/700神州丸を使い、基礎からパーツの下地作り、接着、塗装までが製作過程とともに非常に細かく解説されています。 パーツが変形していた場合の矯正方法など、実践的テクニックも紹介されています。 ★煙突のディテールアップ 「煙突にエッチングパーツを組み込む」 頂部の格子、整流板、ジャッキステー等、ディテールの集中する煙突にエッチングーパーツを追加するテクニックが解説されています。 ★筆塗り塗装のテクニック 塗装でリアリティを追及する筆塗りによる塗装表現 作例はアオシマ1/700香取。 筆塗り塗装の利点。筆の選び方、塗料の選び方、筆塗りのポイントなどが製作過程とともに解説されています。 艦橋床のリノリウム甲板の塗り方や、基本色となる軍艦色の塗装テクニックなども参考になります。 ★ダメージモデルのテクニック 迫力ある生き生きとしたモデルを作りたい メインの作例は南太平洋海戦で4発の命中弾を受けた1/700翔鶴を再現しています。 盛り上がった飛行甲板には、木製甲板シートを使って板がちぎれた状態や折れ曲がった状態を表現しています。 ファインモールド製真鍮帯金丸穴などの汎用エッチングは、甲板裏の桁や骨格フレームなどの再現に使用されています。 ★LEDを使ってみる LEDを使って模型に光を!電飾のテクニック 海上自衛隊護衛艦あきづきの作例ですが、LEDや光ファイバーを使ってミサイル発射の瞬間を再現しています。 非常にリアルで興味深いギミックの作り方が製作過程とともに解説されています。 ★艦船模型の航空機テクニック 改めて考えると一番目立つ装備品 艦船模型における航空機について考えてみた 1/700スケールの零式三座水偵、九四式水偵、零戦、九七式艦攻の完成形のみの紹介です。 ★大型模型の作り方 1/100矢作の建造 前号の艦船模型スペシャルで紹介されたフルスクラッチ1/100矢作の製作過程が抜粋で紹介されています。 ★ウェザリングテクニック 艦船模型のウェザリング GSIクレオスから発売されているウェザリング塗料などが紹介されています。 ★モデラーのための電探講座 大和に搭載された21号電探や13号電探などのカラーイラストとともに日本海軍の電探の構造やシステムについて解説されています。 ニューキットセレクションでは、ハセガワ1/450信濃・アオシマ1/700速吸・アオシマ1/700ワスプ&伊19潜・ウェーブ1/200三笠の作例が紹介されています。 特筆事項として信濃の水密試験用の図面が2ページにわたり紹介されています。 ここでは、航空機用燃料タンクのまわりにコンクリートが充填されていたことや、格納庫内に防火用のカーテン状のものがあることがわかります。 後半日本の客船では 特設巡洋艦となった報国丸・愛国丸・護国丸が側面図カラーイラストとともに解説されています。 |
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歴史群像 2016年 02 月号 ★★★★★ 考証機材 : 超重戦車オイ 間宮 |
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2016/1/17更新 極秘史料大公開!ソ連国境要塞突破の切り札 日本陸軍超重戦車「オイ」 幻の超重戦車が巻頭6ページオールカラーで紹介されています。 オイ車の製作過程が詳細に記載された、三菱重工業株式会社東京機器製作所が作成した日誌や設計図の実物が紹介されています。 図面は側面図・上面図・前後面図・駆動系統図・懸架装置図など7カットが掲載されています。 また、九七式中戦車改・T-34/85・[号重戦車マウスのシルエットイラストによるサイズ比較や運用概念図も紹介されています。 本誌中盤では給糧艦「間宮」が9ページで紹介されています。 間宮全景の当時のモノクロ写真は2カット紹介されています。 また、海軍菓子のレシピや「間宮だより」「間宮新聞」などの艦内情報紙の実物も紹介されています。 別冊付録として「間宮」の特性ポスターがついています。 表紙にあるように間宮のCG全景と側面図・上面図・前後面図・肋材第33番切断図・肋材第57番切断図が掲載されています。 間宮の艦内の様子の当時のモノクロ写真も5カット掲載されています。 |
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末期の其他兵器集 ★★★☆☆ 考証機材 : 零戦五二型丙 二十八号爆弾搭載雷電 震洋 蚊龍 |
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2016/1/3更新 こがしゅうと作品集第4弾です。 どちらかというとコミックスです。 なぜか巻頭カラーページがあり、挿絵カラーイラストが紹介されています。 この挿絵のコミックスを見てみたいナーと思いながら読み進めていくと、ほぼこの挿絵のコミックス8話を読破できちゃいました。 ここに登場する機材の解説等がいつもの兵器集なのですが、体感的にコミックスが約70%ではないかと思われます。 今までの「こがしゅうと本」のコミックス多い版なので、資料的には非常に濃い内容だと信じております。 内容的にも満足のいくものですが、資料のみを欲している御仁にはオススメではないかもしれません。 |
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帝国海軍潜水艦 小型補助艦艇総ざらい 2015年 09 月号 モデルアート 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍 潜水艦 小型補助艦艇 |
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2015/8/24更新 まだまだありました、総ざらい。 今回は帝国海軍潜水艦と小型補助艦艇偏です。 まず最初に帝国海軍の艦船類別の解説があります。 本書で解説する艦船の立ち位置が体系的に紹介されており、該当ページも掲載されています。 たとえば、軍艦・軍艦以外の艦艇・特務艦・特務艇・特設軍艦・特設特務艇・特設特務艦船・雑役船などの分類があります。 まずは備砲の解説から。 潜水艦搭載砲、海防艦搭載砲、特設巡洋艦搭載砲など各種砲、砲塔が紹介されています。 なかでも、25口径五年式短8cm単装砲/高角砲や45口径十一年式12cm砲M型などは、タイ王国に現存する実物のカラー写真が紹介されています。 汎用別売りパーツや潜水艦・小型補助艦艇・特設艦船のプラキットガイドに続いて、各種艦船キットの実用主義的製作例がチェックポイントとともに紹介されています。 実用主義的製作例:1 史実を考慮した塗装で個性を与える! 作例はアオシマ1/700伊400・ピットロード1/700イ14・タミヤ1/700イ16・タミヤ1/700イ58・ハセガワ1/700伊68・ハセガワ1/700伊370 実用主義的製作例:2 新海防艦の全タイプを一気に作る! 作例はピットロード製1/700海防艦 実用主義的製作例:3 目新しさ満載の、アオシマ謹製の砲艦 作例はアオシマ1/700砲艦「橋立」「勢多」 実用主義的製作例:4 小さくても抜群に映える存在感 作例はタミヤ1/700小艦艇セット 実用主義的製作例:5 時代が求めた輸送艦という新艦種 作例はタミヤ1/700一等/二等輸送艦 実用主義的製作例:6 海軍の代表的な特設水上機母艦の共演 作例はアオシマ1/700特設水上機母艦「聖川丸」とフジミ1/700特設水上機母艦「讃岐丸」 実用主義的製作例:7 日本の生命線を繋いだ石油タンカー 作例はフジミ1/700特設給油艦「東亜丸」 実用主義的製作例:8 「氷川丸」と異なる道を歩んだ姉妹船 作例はピットロード1/700特設潜水母艦「平安丸」改造、特設潜水母艦「日枝丸」 どの作例もエッチングパーツや別売りパーツでディテールアップされています。 後半は潜水艦の変遷から始まり、小型補助艦艇の変遷と特設艦船の変遷が紹介されています。 いずれも、モノクロ二面図や当時のモノクロ写真で艦上構造物などが解説されています。 |
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第2次大戦の日本軍艦 2015年 09 月号 世界の艦船 増刊 ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍軍艦 |
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2015/8/19更新 第二次大戦中に現役だった日本海軍軍艦の当時のモノクロ写真集です。 日本海軍軍艦というくくりだけあって、その艦種は戦艦から特設病院船まで幅広く紹介されています。 それだけに写真も1艦につき1枚あればいいほうで、駆逐艦以下の補助艦艇などは同型艦の紹介のみとなっています。 戦艦・航空母艦・巡洋艦などのメジャーな艦種に関しては、ほとんどおなじみの写真が続きます。 また、全体的に艦全景の写真が多くディテールアップの参考になりそうなクローズアップの写真は少ないようです。 しかし、他に資料の少ない補助艦艇・その他艦艇の当時のモノクロ写真が紹介されており、それらの艦種に関しては資料的価値の高い1冊となっています。 たとえば、給量艦間宮・特設水上機母艦神川丸・149号輸送艦など、昨今ニューキットとしてリリースされた補助艦艇の実艦の写真が紹介されています。 149号輸送艦は艦首の扉を開けて九五式軽戦車を搭載中の写真が掲載されており、扉の内部を確認することができます。 他に給油艦・掃海艇・海防艦など、よくここまで編集できたなというくらいに多数の艦種が紹介されています。 本誌のラストは特設病院船氷川丸の写真で締めくくられています。 |
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帝国海軍 大型補助艦艇総ざらい 2015年 04 月号[雑誌]:モデルアート 増刊 ★★★☆☆ 考証機材 : 日本海軍 練習巡洋艦 水上機母艦 潜水母艦 給油艦 給糧艦 敷設艦 工作艦 |
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2015/3/24更新 総ざらいシリーズ6番目は大型補助艦艇の特集です。 昨今多くのキットがリリースされている補助艦艇ですが、マイナーな存在だけに資料探しが大変な艦種も紹介されています。 本書もこれまでの総ざらいシリーズ同様、艤装品や兵装のパーツの比較が紹介されていますが、すでに紹介されたパーツ・資料の転載が目立ちます。 日本海軍共通の兵装だけに当然といえば当然の結果です。 続いてキットの作例と製作ポイントの解説が紹介されています。 アオシマ1/700水上機母艦「千歳/瑞穂/日進」の作例を使って、千歳型と改千歳型の微妙な違いが解説されています。 また、ピットロード1/700給油艦「鶴見」水上機母艦「能登呂」の作例では「塗装で使用環境の違いを表現する」技法が紹介されています。 他にもピットロード1/700潜水母艦「長鯨」・飛行艇母艦「秋津洲」・給量艦「間宮」、フジミ1/700敷設艦「津軽」などの作例や製作ポイントが紹介されています。 秋津洲」はその独特な迷彩塗装にスポットをあてて、その再現方法を詳細に解説しています。 最後は大型補助艦艇の艦種別解説が紹介されています。 ここでは実艦の当時のモノクロ写真と二面図で、各艦の艤装の解説や艦種の役割などが解説されています。 |
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アナタノ知ラナイ兵器3 イラストで見る末期的兵器総覧 ★★★☆☆ 考証機材 : 飛燕U型改 I-16 零式水上偵察機 F4U 一式双発高等練習機 伊365潜 九六式25mm三連装機銃 波101潜 ギアリング級駆逐艦 三式空六号無線電信機 |
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2014/6/8更新 本書はおなじみ、こがしゅうと氏のイラスト集ですが、ここでは全体的に資料の少ない機材の紹介にとどめておきます。 航空機偏 ★I-16は機首排気管、主翼下面、フラップ、主翼上面、主脚下げ状態など8ページで紹介されています。 ★零式水上偵察機は胴体電探装備状態、主翼折畳み関節部や結合部覆、折たたみ回転棒の使用方法、カウリング開放時、浮舟上面図・下面図、爆弾倉・爆弾取り付け状態などが紹介されています。 ★キ54一式双発高等練習機は十和田湖から引き揚げられた、あの明灰白色の機体です。 胴体全図、主翼・エンジン部、機体下面図、機体内部配置図など9ページで紹介されています。 艦船偏 ★伊三六五潜水艦(丁型潜)は6ページで紹介されています。 艦橋前面詳細図・後面詳細図はかなり大きなイラストが掲載されており、艦橋構造物が非常にわかりやすく描かれています。また、艦首部・前部甲板・後部甲板のイラストも紹介されています。 ★九六式25mm三連装機銃は4ページで左舷前部、右舷後部、弾倉、防弾鋼鈑形状各種が紹介されています。 ★波101潜は全体図、艦橋右舷前面図、艦首右舷、艦尾右舷が4ページで紹介されています。 ★ギアリング級駆逐艦はなんと22ページもの長編で解説されています。 まず、Mk.32連装砲正面全体図・背面図・露天簡易照準器・打空薬莢放出口、Mk,37射撃指揮装置、テレスコープ、艦橋右舷・正面・背面、艦首前部・艦底、艦尾艦底・推進器、マスト、煙突、船体後部などなど詳細にわたり解説されています。 |
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世界の艦船増刊 日本潜水艦史 2014年 01月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍潜水艦 |
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日本海軍潜水艦の草創期のホランド型から始まり、伊号・呂号・波号潜水艦の各型の当時のモノクロ写真が多数紹介されています。 全体的に鮮明な画像が多く、各型ごとに2〜3ページで解説されています。 各型でこのページですから単艦の写真は1枚か2枚あれば良いほうといえます。 伊号四百型はさすがに6ページで紹介されており、いずれも米軍に接収後のあの有名な画像がほとんどです。 横須賀での伊号四百潜と四百一潜、十四潜のショットでは、伊号四百潜と四百一潜のすのこ状の甲板のパターンが違うのがよくわかります。 また、飛行機格納筒後部や艦橋の構造などディテールのよくわかるショットも紹介されています。 外観だけでなく格納筒の内部や魚雷発射管室、機関室などの写真もあります。 この夏にアオシマからリリースされた丁型は2ページとさびしい限りですが、戦後米軍に撮影された艦橋付近のショットではあの独特の艦橋が非常に鮮明な画像で紹介されています。 伊号二九潜ではチャンドラボースがお笑い芸人みたいに写っているのが印象的です。 |
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まけた側の良兵器集II ★★☆☆☆ 考証機材 : 赤城 信濃 長門 零戦斜め銃 秋水 東海 五五○○トン軽巡 三式砲戦車 ヘッツァー |
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今回は資料というよりコミックスに近い評価です。 が、あいかわらずのスバラシイ作画と機材選択で見入ってしまう一冊です。 日本海軍は当初空母「赤城」を偵察に使うつもりで20サンチ砲をつんでいた。戦艦「長門」の艦首形状は機雷のために変更された。 信濃の格納庫は開放式だった。などの逸話がコミカルに描かれ、どこまでホンマ?と笑ってしまうほど軽いノリで展開します。 しかしながら、各機材の作画はすばらしく、資料としてではなくイメージとして参考になる一冊といえます。 |
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艦船模型スペシャル 2012年 09月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 戦時輸送船 |
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特集-1として、「日本海軍の潜水母艦の系譜」が紹介されています。 まず1/700で辿る日本海軍潜水母艦の系譜ということで、潜水母艦「迅鯨」「長鯨」「大鯨」「高崎」「剣崎」・航空母艦「龍鳳」「瑞鳳」・特設潜水母艦「りおでじゃねろ丸」などの作例が紹介されています。 また、1/350「氷川丸」改造の特設潜水母艦「平安丸」も紹介されています。 本書では、各潜水母艦の側面図・上面図と当時のモノクロ写真が掲載され解説されています。 いずれの写真も全体像ばかりですが、まとまった資料の少ない艦種だけに貴重な資料といえます。 後半は特集-2として、「日本海軍 海防艦史」が紹介されています。 1/700で作り揃える!日本海軍の海防艦では「占守型」「択捉型」「御蔵型」「日振型」「鵜来型」「丙型」「丁型」などの作例が紹介されています。 こちらも資料の少ないマイナーな艦種なので、本書はかなり貴重な一冊といえます。 |
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戦時輸送船 ビジュアルガイド〈2〉 日の丸戦隊ギャラリー ★★★☆☆ 考証機材 : 戦時輸送船 |
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戦時に海軍に徴用され、輸送船、病院船その他や空母に改装された船舶の特集です。 本書は実物の写真はかなり少なく、1/700キットの作例のカラー写真が大半をしめますが、かなりの数の船舶が紹介されています。 また、本書の後半は1/700の精密図面が掲載されており、あるぜんちな丸やぶらじる丸、鎌倉丸など有名どころの船舶が右舷側面図と上面図などで解説されています。これらの図面は本書の3分の1をしめています。 |
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海軍特殊潜航艇 真珠湾攻撃から ディエゴスワレス、 シドニー攻撃隊まで (日本海軍潜水艦戦史) ★★★★★ 考証機材 : 甲標的 |
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甲標的に限定した、日本海軍特殊潜航艇の資料です。 甲標的の開発から訓練の様子、実戦の状況などが解説され、関係者の当時のモノクロ写真や甲標的のモノクロ写真も多数掲載されています。 現存する甲標的のカラー写真は2〜3枚程度しか掲載されていません。 ほとんどモノクロ写真とモノクロイラストの資料です。 攻撃に参加して破壊され、引き上げられた時の連合軍側の記録写真は多数掲載されていますが、さすがに軍機中の機材だけに、日本側の写真はほとんど残っていません。甲標的母艦の千代田もモノクロイラストとモノクロ写真で紹介されています。 |
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アナタノ知ラナイ兵器〈2〉 イラストで見る末期的兵器総覧 ★★★☆☆ 考証機材 : 紫電11甲型 彗星12戊型 橘花改 鐘馗U型丙 MIG-15 OV-10 イ号型誘導弾 二等輸送艦 特四式内火艇 巡洋潜水艦乙型 呉二号五型射出機 十七メートル内火艇/水雷艇型 八九式中戦車 |
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スケールアヴィエーション、ネイビーヤード、アーマーモデリングに掲載された、こがしゅうと氏のメカニックイラスト集の第2弾です。 本書は著者たる「こがしゅうと」が特集機材の外見を見たまま感じたままを述べるものだ。まれに内部に踏み込んだ部分もあったりするがそれは単にネタが無かったか気が向いたからだ。・・・ と本書冒頭にも記述があるように、こがしゅうと氏の独断と偏見によるイラスト集です。すべてモノクロのイラストなのでカラーリングの参考にはなりません。 彗星は8ページで解説されています。 しかし、本書の「彗星12戊型」の項目にその記述があるように、実際の搭乗員だった方への取材経験もある著者の知識や観察眼、イラストの緻密さはハンパではなく、資料的価値のあるものと判断します。 こちらでは「呉二号五型射出機」いわゆるカタパルトを紹介します。 巡洋艦以上の艦船のほとんどに搭載されたカタパルトが呉二号五型射出機ということで、5ページで紹介されています。まず、零式観測機を載せて射出寸前のイラストを筆頭に全体図・中部・裏側・緩衝筒・滑走車・先端など各部位をアップにして紹介されています。 また、十七メートル内火艇は大和型に搭載されたものが紹介されており、搬出図も掲載されています。 |
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アナタノ知ラナイ兵器 イラストで見る末期的兵器総覧 ★★★☆☆ 考証機材 : 一等輸送艦 甲標的 海龍 大発 二号型海防艦 水上艦艇用 電波探信儀 | |||||||||||
スケールアヴィエーション誌とネイビーヤード誌に掲載された、こがしゅうと氏のモノクロイラスト集です。 氏自信、機材の写真を探したり、搭乗員や開発担当者の方々に取材するなどの調査をしており、かなりの知識をお持ちのようです。 不明の部位は推定で書き込まれていますが、それらの知識に裏打ちされているので資料的には充分に利用できるものと判断します。 また、リアルに描きこまれたイラストには詳細な解説がされており、こちらもディテールアップの参考になります。 本書は航空機編と艦船編に分けて掲載されています。 艦船編は上記のとおりですが、航空機編は ◆零式艦上戦闘機五二丙型◆零式艦上戦闘機三二型◆雷電二一型◆月光二三型◆銀河一一型◆零式水上観測機◆F6Fヘルキャト◆TBF/TBMアベンジャー◆F8Cクルセイダーが紹介されています。 |
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末期の水物兵器集 ★★★☆☆ 考証機材 : 二等輸送艦 九六式二十五粍機銃 特四式内火艇 |
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全篇ギャグマンガ調で進展していますが、「詳報」としてのイラストと解説は資料的価値ありと判断し掲載しました。 とくに、作者の「こがしゅうと」氏の好みの対象がマイナー中のマイナーな兵器のため、その機材については他に類を見ない貴重な資料といっても過言ではないと思われます。 なかでも九六式二十五ミリ機銃の弾倉のお話などは実際にホンモノを手にとって観察した者にしか書けないコメントで感激モノです。 |
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まけた側の良兵器集 ★★★☆☆ 考証機材 : 一等輸送艦 蛟龍 回天 十二糎二十八連装噴進砲 |
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こちらもギャグマンガ調で推移していますが、イラストとその解説がディテールアップの絶妙なヒントとなります。 とくに左記の機材に関してはかなり詳細に書き込まれており、航空戦艦伊勢・日向の飛行甲板や末期の空母の艦首部分に装備された十二センチ二十八連装噴進砲などは、その構造や運用方法がわかりやすく解説されています。 また、松型駆逐艦を流用して建造された一等輸送艦などは作者の「こがしゅうと」氏の大好物のようで、全体図・艦首部分図・搭載武装図・艦橋全体図・艦橋前部図・艦橋トップ図・艦橋内部図・三脚楼部分図・艦橋後部デリック図・後楼と中部デリックポスト図・煙突図・後部甲板図・艦尾鑑底図など、他に類を見ないイラスト資料が解説文とともに紹介されています。 蛟龍や回天も各部位の詳細なイラストと解説が紹介されています。 |
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伊四〇〇と晴嵐全記録 (WWセレクション ピクトリアル) ★★★★★ 考証機材 : 伊号第四○○潜水艦 |
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ヘンリー境田氏が共著の書籍です。 ウルシー泊地への途中で終戦となり、その後アメリカ海軍に接収されたときの写真が多数掲載されています。このときの写真がすべて掲載されているのではないかというほどの多さで、本書初公開という写真も見受けられます。 当然イ400潜をいろんな角度から見ることができ、搭載機の晴嵐の格納状態なども詳しく紹介されています。 また、開発の経緯や戦歴・乗組員の資料など、イ400潜と晴嵐のすべてが盛り込まれた第1級の資料であるといえます。 |
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MODEL Art (モデル アート) 2007年 10月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 伊号第四○○潜水艦 |
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タミヤからのイ400潜水艦1/350モデルの発売に呼応しての特集です。 晴嵐はスミソニアンの復元中の機体のエンジン取付架のカラー写真が1枚と、精密カラーイラストが6ページにわたり掲載されています。 このカラーイラストは風防の開閉の構造や、照準器、計器版や計器、スロットルレバーや、無線機、航空羅針儀などが多数紹介されており、あわせて複元機のカラー写真も掲載されています。 また、この中で晴嵐を搭載した1/72スケールのフルスクラッチのイ400潜水艦が紹介されています。表紙の画像がそれです。 作例は晴嵐の収納筒付近のディオラマ風になっており、晴嵐を展開した状態を再現しています。かなりの迫力のある作品です。 ただ、画像では晴嵐の1号機は展張ずみとなっており、2号機は待機状態となっていますが、実際は2機同時に引き出して、2機同時に展張する段取りになっていたようです。 |
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哨戒・護衛艦艇 海防艦・水雷艇 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集) |
日本海軍 特務艦船史 (世界の艦船 1997.3.増刊 No.522) |
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日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦 |
日本海軍艦艇写真集 ―ハンディ判 (20) |
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潜水艦 伊号 機雷潜・巡潜 ・海大型・甲型 ・乙型・丙型 (ハンディ判 日本海軍艦艇写真集) |
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