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日本海軍 艦船 |
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考証機材と資料リポート | |||||||||||
艦船模型スペシャル 2020年 09 月号 [雑誌] |
1/700艦船模型 データベース2020年版(2) 2020年 03 月号 [雑誌]: モデルアート 増刊 |
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ネイビーヤードvol.40 2019年 03 月号 Armour Modelling 別冊 ★★★☆☆ |
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考証機材:航空母艦 | |||||||||||
2019/3/22更新 【特集】 なるほど飛行甲板! 飛行甲板あってこその航空母艦 空母っておもしろい! 飛行甲板のエレベーターの配置の意味や、各種装備のおさらいから始まり、甲板の面積が物語る航空母艦の進化などが解説されています。 ★「空母先進国」イギリスの苦闘 空母の歴史は改装に次ぐ改装 作例はフルスクラッチビルド1/700戦艦HMSフューリアス 二段式甲板と前後の甲板の2タイプが紹介されています。 ★空母の本格的発達はここから、ここから フラットトップ事始め。初期の空母たち 作例はシェイプウェイズ1/700アーガス、ルースキャノン1/700ラングレー、フライホーク1/700ハーミス、フジミ1/700鳳翔 ★特異な形状にもそれなりの理由があった 赤城の変遷に見る甲板設計思想の潮流 フルスクラッチビルド1/700赤城改装案@とAの作例が非常に興味深く、黎明期の空母設計の悪戦苦闘ぶりがうかがえます。 ★艦載機の発艦との秘めたる関係性とは?艦首形状に現れる空母技術の変遷 日本やイギリスの空母が艦首側の飛行甲板を狭く絞ったのは、波浪対策や重量対策のため。 対してアメリカのエセックス級が長方形なのは、前部からの逆着艦を行うためだった。 ★一枚の板とその周辺に凝縮された叡智の数々 まだまだあります、飛行甲板テクノロジー 空母における対空武装配置の理想形とは・・・? などなどが紹介されています。 艦船模型ナノ・テクノロジーでは「この世界の片隅に」に合わせて制作された、呉軍港に潜む重巡青葉の最後の姿が再現されています。 対空火器を降ろし、樹木による艤装を施した青葉の制作過程も紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2018年 12 月号 ★★★☆☆ 考証機材:翔鶴 瑞鶴 祥鳳 鹿島 羽黒 夕張 漣 レキシントン ヨークタウン モリス |
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2018/12/3更新 【特集】珊瑚海海戦−史上初の空母対決 起こるべくして起こった新次元の海戦 「翔鶴のメカニズムを1/700に落とし込む」 艦載機を配置しない状態のフジミ1/700翔鶴の作例は、飛行甲板のディテールや船体のディテールをメインに解説されています。 艦載機を配置した状態では、第三次攻撃隊(8日朝)や索敵攻撃隊(7日薄暮攻撃)を再現した状態が紹介されています。 またソロモン諸島に不時着した、翔鶴所属の九七艦攻の当時のモノクロ写真も紹介されており、海戦時の艦載機の塗装についても解説されています。 「飛行甲板で出撃待機する艦載機をモデリング」 艦載機に日除けシートをかけた、珊瑚海海戦直前の撮影といわれる瑞鶴の飛行甲板の当時のモノクロ写真が紹介されています。 フジミ1/700瑞鶴ではこの写真同様に、艦載機に日除けシートをかけた状態を再現しており、シート作成・接着のチェックポイントも解説されています。 「新開発のエッチングパーツでキットの魅力を引き出した」 ハセガワ1/700祥鳳ハイパーディテールの作例は、より「薄く」見せるためのテクニックや制作過程が紹介されています。 「シールド付き三連装機銃にこだわって 犠牲となった日本海軍の空母を制作した」 フジミ1/700祥鳳の作例では、シールド付き三連装機銃をピットロード装備セットT02の改造パーツを使用。 無線マストはピットロード(GM製)日本海軍空母用PE-14エッチングパーツを、シールド付き12.7cm高角砲はピットロード新装備セットNE-06を使用。 「指揮官 井上成美中将座乗 ラバウルから珊瑚海海戦を指揮」 アオシマ1/700香取改造 鹿島 「伸ばしランナーを使ったテクニックで 引き締まったリノリウム甲板を作る」 フジミ1/700羽黒 「名キットを味わい尽くす」 タミヤ1/700夕張 「所属する第7駆逐隊の僚艦とはなれて 単艦で空母祥鳳を護衛」 ヤマシタホビー1/700漣 「レディレックスの最後の姿を作る」 ピットロード1/700CV-2レキシントン 「アメリカの空母を作るなら 開放式格納庫を再現したい」 開いたシャッターからのチラ見がうれしい トランペッター1/700CV-5ヨークタウン 「レキシントン救援に活躍したシムス級駆逐艦」 タミヤ1/700DD-412ハムマン使用DD-417モリス 米艦は当時のモノクロ写真も紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2018年 09 月号 ★★★★★ 考証機材:蒼龍 飛龍 雲龍 葛城 笠置 |
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2018/8/22更新 【特集】 蒼龍、飛龍、雲龍 日本海軍の中型空母を愉しむ 蒼龍をベースに発展した日本海軍の中型空母の特集です。 全体的に過去に紹介された作例のリテイクが多いようです。 アオシマ 1/700 蒼龍は真珠湾攻撃時を再現しています。 純正エッチングパーツとゴールドメダルモデルズの「日本海軍空母用」PE14、ナノドレッドの九六式25mm連装機銃などのディテールアップパーツを駆使して仕上がっています。 飛行甲板周りは後部格納庫を下げ状態にして、内部に主翼を折りたたんだ九七艦攻を配置しています。 フジミ 1/700 蒼龍はミッドウェー海戦時で再現されています。 ミッドウェー島空襲の発艦準備中の設定のため、零戦と九七艦攻だけが甲板に並べられています。 また、洋上ジオラマ仕立てとなっているので、搭乗員・整備員・見送りの人々のフィギュアも配置されています。 フィギュアはエデュアルドの塗装済みエッチングフィギュアで、ドイツ海軍やイタリア海軍用をリペイントして使用とのことです。 制作過程のチェックポイントも写真つき2ページで解説されています。 アオシマ1/700 飛龍はミッドウェー海戦時で再現されています。 ここでは艦尾形状の修正や船体中央部ナックルの修正など、本キットのプロポーションの修正を中心に解説されています。 フジミ 1/700 飛龍はインド洋海戦時を再現しています。 今まであまり取り上げられなかった、トリンコマリー空襲の発艦準備中を再現しています。 制作過程の解説も2ページあります。 フジミ 1/700 飛龍はミッドウェー海戦時を再現しています。 沈没数時間前に鳳翔の艦載機が撮影した、2枚の写真の飛龍を再現しています。 飛龍の生存者や遺族の証言をまとめた「飛龍天に在り」という文庫本を手がかりに、爆弾の命中箇所や被弾後の被害状況などを想定して、ダメージモデルとして制作されています。 ニチモ 1/500 飛龍は1941年夏頃を再現。 1978年製のキットで、月刊モデルアート誌1993年4月号で紹介された作例です。 今はレアなキットなので、「ニチモの飛龍を組み上げるとこんな姿になる」ということを紹介した作例となっています。 アオシマ 1/700 雲龍は if 海戦仕様で制作されています。 レイテ沖海戦後に残存戦力をかき集めて、虎の子の艦載機を載せ、台湾沖で最後の機動部隊決戦が行われた・・・ みたいな設定で零戦・彗星・天山が配置されています。 フルスクラッチモデル 1/72 葛城 艦橋が1ページ9ショットで紹介されています。 一瞬、海上自衛隊の護衛艦のカラー写真かと見間違うほどリアルで迫力ある作例です。 以降は蒼龍・飛龍・雲龍・葛城のモノクロイラストの三面図や当時のモノクロ写真が紹介されています。 雲龍型空母フォトファイルでは戦後米軍に撮影された、天城の艦尾・葛城の後部スポンソン・葛城のエレベーターの吹っ飛んだ格納庫内部・笠置の右舷中央部煙突支持構造・笠置の煙突横甲板員待機所などのクローズアップ写真が1ページ1ショットの大判で5ページ紹介されています。 「日本海軍の艦載艇」ではその種類と特徴が解説され、フルスクラッチ 1/30 日本海軍9mカッターのカラー写真も紹介されています。 「ドイツ海軍の幻想 空母 グラーフツェッペリン」ではトランペッター 1/350 ドイツ海軍航空母艦 グラーフツェッペリンの作例が14ページ紹介されています。艦載機やフィギュアを配置した力作です。 「日本海軍艦船図鑑」では空母蒼龍の艦首と九六式二十五粍機銃の弾倉筺のカラーイラストが紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2018年 06 月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 隼鷹 瑞鶴 大鳳 瑞鳳 千代田 利根 満潮 浜波 |
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2018/5/21更新 特集:マリアナ沖海戦 ハセガワ 1/350 隼鷹 「攻撃隊、発艦準備せよ!」 マリアナ沖海戦第2次攻撃隊発艦準備中のジオラマ仕立てで紹介されています。 乗組員のフィギュアはラーセナル社とノーススターモデル社の製品を使用しています。 艦上機の配置は色々と説がありますが、前から零戦10機、九九艦爆9機、彗星9機となっています。 スピナーとプロペラは鎌倉模型工房の製品でディテールアップしています。 零戦五二型がエレベーターで飛行甲板に上げられ、艦尾へ押し進められている様子が再現されており、搭乗員は艦橋下の黒板の前に集まっています。 細部まで作り込まれた迫力ある作品です。 フジミ 1/700 瑞鶴 「昭和19年6月の瑞鶴を徹底して再現」 考証を重ねマリアナ沖海戦時の瑞鶴を1/700スケールに性格に落とし込んだ作例が紹介されています。 艦艇研究家の畑中省吾氏・藤田高史氏作図の「翔鶴艦首甲板平面図(1942)」「翔鶴艦尾平面図(1941)」「翔鶴最上甲板平面図(1944)」「煙突側面・上面図」「あ号作戦時 翔鶴・瑞鶴 艦橋比較図」などの資料も紹介されています。 あ号作戦時には「上層短艇甲板に天山3機を搭載できるように改装されていた」という元搭乗員の証言に基づいて改造されています。 フジミ 1/700 大鳳 「はかなく散った悲劇の最新鋭大型空母」 アーティストホビーのスーパーディテールセットを投入し、より細かい部分まで再現されています。 艦上機は零戦16機、彗星17機、天山9機の42機が配置されており、1/700スケールながら圧巻の洋上模型となっています。 制作過程のチェックポイントも2ページ紹介されています。 タミヤ 1/700 大鳳 「木甲板とメッキ甲板を考えてみた」 フジミの大鳳用の木製甲板シートを、タミヤの甲板パーツに貼って飛行甲板は木甲板、鉄甲板は亜鉛メッキ仕様で再現されています。 作例に使用したタミヤのラッカー塗料も紹介されています。 フジミ 1/700 瑞鳳 「新考証で再現したマリアナ沖海戦時の小型空母」 4種類の資料を基に考証を重ねた結果、瑞鳳の二一号電探の装備位置は前部エレベーター前ではないか?という結論に達し、その新考証に基づいて再現されています。 制作過程のチェックポイントも2ページ紹介されています。 アオシマ 1/700 千代田 「空母改装間もない千代田が初参戦した大海戦」 メーカー純正エッチングパーツセットを使用しつつ、各スポンソン裏側の加工、ブルワークをプラ材に換装、防空指揮所の形状変更、ポリパテによるバルジの拡大など、キットの良さをいかしつつより精悍さが増す工作が試みられています。 アオシマ 1/700 利根 「他キットの純正パーツがぴったり合うことだってある」 ディテールアップポイントは @舷外電路を径0.3mmプラ棒で取り付け A舷窓を径0.6mmドリルで開口 B艦首フェアリーダーをナノ・ドレッド製に変更 C魚雷発射室の開口と内部の発射管の再現 D後部飛行作業甲板への搭載機移送用スロープをプラ材にて作り替え、トラスをプラ棒にて追加 E20cmE型砲塔をヤマシタホビー、高角砲をピットロード新装備セット、機銃をナノ・ドレッドの物にそれぞれ変更 F艦橋は支柱が再現されていないのでプラ棒を上から下に貫通させた。水密扉、舷窓を追加し、射撃装置はピットロード新装備セットのものに変更 G煙突はおとなしめにモールドされている。蒸気捨管などをすべて削り、プラ材で制作。パーツ6をくりぬき雨除格子を真鍮線に変更。 H前、後楼を真鍮線、プラ棒に変更。クレーンはプラ板とエッチングパーツでスクラッチ などなどとなっています。 ハセガワ 1/700 満潮 「朝潮型3番艦をハセガワの新キットで作る」 ハセガワ 1/700 浜波 「夕雲型駆逐艦を純正ディテールパーツで作る」 「マリアナ沖海戦時の夕雲型駆逐艦の兵装」と「マリアナ沖海戦時の日本海軍艦船の対空兵装と電波兵器」がモノクロイラストと当時のモノクロ写真で解説されています。 ブルーリッジモデルス 1/700 USS ウルバリン(IX-64) アメリカ海軍の外輪船改造の練習空母のレジンキットが紹介されています。 ニューキットセレクションはアオシマ 1/700 明石とピットロード 1/700 大和 日本海軍艦船図鑑は九五式25粍連装機銃 |
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ネイビーヤード(36) 2017年 11 月号 Armour Modelling 別冊 ★★★☆☆ 考証機材 : 日米改装空母 |
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2017/11/16更新 【特集】模型で見る、模型で知る-日米航空母艦比較史 「もっと知りたい、改装空母」 第二次大戦期の日米航空母艦の歴史を「改装空母」という視点で読み解く なぜわざわざ改造なのか、改造するとどうなるのか「改造空母」には空母の酸いも甘いも詰まっている。 改造例その1〜戦艦から空母へ 作例はフルスクラッチビルド1/700戦艦土佐→フジミ1/700加賀三段甲板→ハセガワ1/700加賀 フルスクラッチビルド1/700巡洋戦艦レキシントンCC-1→ピットロード1/700レキシントンCV-2 改造例その2〜特務艦から空母へ 作例はアオシマ1/700大鯨→ピットロード1/700龍鳳 改造例その3〜豪華客船から空母へ 作例はアオシマ1/700新田丸→アオシマ1/700冲鷹 改造例その4〜超豪華客船から空母へ 作例は模型工房ブレインズ1/700出雲丸→フジミ1/700飛鷹 ミッドウェーショックその1〜客船から空母増産 作例はフジミ1/700あるぜんちな丸→フジミ1/700海鷹 ここでは、海鷹・大鷹型・神鷹・飛鷹とボーグ級の作例が並べて紹介されており、ボーグ級の小ささがよくわかります。 ミッドウェーショックその2〜海外客船から空母増産 作例はフルスクラッチビルド1/700シャルンホルスト→フルスクラッチビルド1/700神鷹 ミッドウェーショックその3〜未完成重巡から空母増産 作例はフルスクラッチビルド1/700重巡伊吹→フルスクラッチビルド1/700空母伊吹 ミッドウェーショックその4〜ついに最強戦艦も空母に・・・ 作例はタミヤ1/700大和→フジミ1/700信濃 ミッドウェーショックその5〜航空戦艦という妥協案 作例はハセガワ1/700戦艦伊勢→ハセガワ1/700航空戦艦伊勢→フルスクラッチビルド1/700空母伊勢 そのころ海の向こうでは・・・米改装空母 作例はフルスクラッチビルド1/700輸送艦ハンスフォードAPA-106→タミヤ1/700ボーグCVE-9 フルスクラッチビルド1/700給油艦シマロンAO-32→安芸製作所1/700サンガモンCVE-26 ピットロード1/700軽巡マイアミCL-89→ドラゴン1/700サン・ジャシントCVL-30 カタパルト、ブロック工法、搭載機、ダメコン、レーダーetc 「アメリカ海軍の改装空母はなぜ成功したのか?」の解説も興味深いところです。 巻頭グラビアはニューリリースの新金型1/700駆逐艦の作例紹介から。 タミヤ1/700島風・フジミ1/700秋月・ハセガワ1/700夕雲・フジミ1/700白露・アオシマ1/700初春・ヤマシタホビー1/700綾波などが艦娘たちとともに紹介されています。 アナタノ知ラナイ兵器は「四○口径八九式十二糎七聯装高角砲 前編」、A一型改二とA一型改三の2種類の防楯がモノクロイラストで解説されています。 軍艦ユニフォーム雑記帳は「フレッチャー級駆逐艦その1」、キッドDD-661が解説されています。 「祝 ハセガワ1/700ウォーターラインシリーズキットリニューアル!」として 夕雲型駆逐艦の兵装配置などの個艦の違いがモノクロイラストの二面図で解説されています。 ほかにはタミヤ1/700レパルス、タミヤ1/700ナノテクノロジー島風の作例も紹介されています。 制作過程はありません。 |
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艦船模型スペシャル 2017年 09 月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 翔鶴 瑞鶴 龍驤 比叡 夕雲 巻雲 神通 白露 睦月 伊19/伊26 サラトガ エンタープライズ ワスプ 島風 雪風 |
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2017/8/14更新 特集:第二次ソロモン海戦 ★第一次攻撃隊発艦ス フジミ1/700翔鶴 製作ポイントと製作過程が解説されています。 対空砲はナノドレッドを使用、パラヴェーン・ホースリースなどはピットロードNE06 日本海軍艦船装備セット6を使用、艦載機はピットロードの日本海軍機セット5を使用し、レインボーモデルの艦載機用エッチングを組み込んでいます。 艦載機は、第一次攻撃隊定数の零戦二一型4機、九九艦爆18機が配置されています。 ★第一次攻撃隊(制空隊)発艦準備いそげ! タミヤ1/700瑞鶴 グラフィックデザインソフトで飛行甲板のデータを作り、それをプリントして再現した作例が紹介されています。 手法としては、飛行甲板のパーツをスキャンして画像化し、その上にレイヤーを重ねるといったもので、キットに貼り付けて再現するまでのテクニックが細かく解説されています。 実際に拡大コピーして使えるカラー画像も掲載されています。 制空隊は零戦二一型6機が配置されています。 ★敵の航空攻撃を一手に引き付け囮となって沈む アオシマ1/700龍驤 昨年リリースされた新しいキットに、テトラモデルワークスのディテールアップパーツを組み込んでいます。 ここではエッチングパーツの製作ポイントに重点を置いて解説されています。 ★激戦のソロモン 沈む直前の比叡を正確にモデリング フジミ 艦NEXTシリーズ 1/700比叡 キット付属のボーナスパーツの使い方や、各パーツの製作ポイントが解説されています。 ★ハセガワの最新鋭駆逐艦で参戦せよ ハセガワ1/700夕雲/巻雲 待望のリニューアルとなった夕雲の作例と製作ポイントの解説です。 最新情報が詰まったキットだけでなく、そのまま作れば第二次ソロモン海戦時の状態となっています。 ★田中頼三少将座乗第2水雷戦隊を指揮 アオシマ1/700神通 ★適切なディテールアップで美しくリアルな完成を目指した フジミ1/700白露 ★B-17爆撃機の爆撃により沈没 ピットロード1/700睦月 ★海戦直後、米空母に大打撃を与えた2隻の武勲潜水艦 アオシマ1/700伊19 /伊26 ★1945年状態のキットを第二次ソロモン海戦時に改造してみた タミヤ1/700サラトガ 船体形状に大きな差異はないので、武装、レーダー、スポンソン、艦橋・煙突細部などを改造しており、そのチェックポイントも詳細に解説されています。 ここでは艦橋・煙突付近の当時のモノクロ写真も2ページ5カットが紹介されており、ディテールを確認することができます。 ★レジンキットで作る不死身のBig E トムズモデルワークス1/700エンタープライズ(CV-6) 本キットはミッドウェー海戦時、第二次ソロモン海戦時、南太平洋海戦時の状態を選択製作できるよう、飛行甲板後部が3種セットされたコンバーチブルキットで、レーダーやクレーンなどのオリジナルエッチングパーツも同梱されています。 ここでも艦橋付近の当時のモノクロ写真が紹介されています。 ★海戦後 伊19の一撃を食らい沈没 アオシマ1/700ワスプ(CV-7) 飛行甲板はエレベーターが別パーツとなっており、純正エッチングパーツにもエレベーター周りの手すりやサイドエレベーターなどもセットされています。 後半ニューキットセレクションは、タミヤ1/700島風、フジミ1/350雪風の製作ポイントが解説されています。 日本海軍艦船図鑑は空母龍驤の艦首やマストなど8ページ紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2017年 03 月号 ★★★★☆ 考証機材 : 飛鷹 隼鷹 |
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2017/2/19更新 表紙の大きさの隼鷹の写真は非常に見やすく、多くの情報を得ることができます。 だけでなく、戦後に撮影された3ショットが見開き2ページを使って大判写真集として紹介されています。 他にも1ページ2ショットの大きさの艦橋付近の写真が2ページ紹介されています。 ハセガワ1/350隼鷹と、フジミ1/700飛鷹のリリースに呼応しての「日本海軍 飛鷹型航空母艦」の特集です。 巻頭グラビアはハセガワ75周年記念キット隼鷹の「作り方完全公開」ということで、純正パーツのみならず別売り精密パーツも駆使しての詳細な製作過程が紹介されています。 作例は昭和19年6月のマリアナ沖海戦時を再現しています。 舷側のジャッキステーや閉鎖舷窓のエッチングパーツへ切り替えや、ボラードの真鍮パーツへの交換、スポンソン裏側の三角補強板の肉抜きなど製作時のチェックポイントが解説されています。 製作過程は、船体・飛行甲板表側・飛行甲板裏側・艦橋・対空兵装・その他・艦載艇・艦載機など各部位ごとに紹介されているので、非常にわかりやすい内容となっています。 フジミ1/700飛鷹、タミヤ1/700隼鷹改造飛鷹、タミヤ1/700隼鷹などの作例も紹介されています。 大スケールのフルスクラッチ1/144隼鷹の艦橋は実艦と見間違うほどの迫力があります。 隼鷹/飛鷹精密図面集は隼鷹4ページ飛鷹2ページで各時期のモノクロ三面図が紹介されています。 ベースとなった橿原丸の右舷カラーイラストも予想図として紹介されています。 ニューキットセレクションは、モンモデル1/700 USSレキシントンCV-2の作例が紹介されています。 日本海軍艦船図鑑では航空母艦鳳翔の飛行甲板の考証が解説され、終戦直後に上空から撮影された全景写真をもとに迷彩のカラーイラストが再現されています。 |
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ネイビーヤード(33) 2016年 11 月号 Armour Modelling 別冊 ★★★☆☆ 考証機材 : 赤城 |
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2016/11/27更新 【特集】ハセガワとフジミの1/700赤城徹底解剖 「さて、どっちの赤城をつくろう?」 巻頭は艦娘長門型の各時代の作例とともに、ディテールアップポイントが解説されています。 特集最初はフジミ艦 NEXTシリーズ1/700 赤城1941年12月の作例から。 さらに繊細なモールドへ進化した、キット各部のパーツからその特徴をチェック。 また、帝国海軍大型空母の完成形である大鳳の作例と比較することで、赤城の空母としての見どころも解説されています。 続いては、特シリーズ フジミ1/700 赤城。 こちらもフジミのこだわりが詰まったパーツが紹介されています。 2014年にリニューアルとなった、ハセガワ ウォーターラインシリーズ1/700赤城も各パーツでその特徴が解説されています。 特集最後はフジミ艦NEXT、フジミ特シリーズ、ハセガワ ウォーターラインシリーズ三隻の作例を並べて比較。 それぞれの特徴が解説されています。 本編ではハセガワ1/450信濃の作例が紹介され、艦橋や機銃スポンソン付近のディテールアップポイントが紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2016年 09 月号 ★★★★☆ 考証機材 : 加賀 |
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2016/8/16更新 日本海軍航空母艦 加賀 の特集です。 まずは昨年ニューリリースとなったフジミ1/350加賀の作例から。 「真珠湾攻撃隊出撃準備ヨシ」というタイトルで、ハワイ作戦時の第一次攻撃隊発艦直前の加賀が再現されています。 飛行甲板上には9機の零戦と26機の九七艦攻が雷装と爆装で配置され、その機体にとりつく整備員や搭乗員、見送りの士官達のフィギュアまでも配置されています。 まさにコレデモカといわんばかりの力作で、モノクロ写真で見たら当時の記録写真と見違えるほどの洋上ジオラマです。 艦首のウェーキがもう少し大きく表現されていれば発艦前の風に立つ疾走感がより感じられたのでは、と本書の解説にあります。 確かにウェーキが少し遠慮ぎみに表現されていますが、運搬や保管のことを考えずに製作できればこの二倍の大きさの台座にしたかったとのことです。 艦載機は風防・プロペラ・前後の脚・武装はすべてエッチングパーツに換えて、すべての機体に搭乗員を乗せているといった徹底振りです。 船体のほうは、純正エッチングでは対応していない後部飛行甲板支柱が入っているテトラワークス社のエッチングや、ベテランモデル社の高角砲・機銃など、可能な限りのディテールアップパーツを使用しています。 製作過程は2ページと控えめですが、完成後のショットは10ページ紹介されており、各部位のディテールを観察するには十分な情報量となっています。 続いて「空母加賀最後の雄姿」というタイトルでフジミ1/700加賀の作例が紹介されています。 ここでは飛行甲板にAKAモデルのエッチングパーツを使用し、マジックアートの専用マスクで白線パターンを再現しています。 製作過程も詳細にわたり解説されているので、専用マスクの使い方が非常にわかりやすい内容となっています。 次の「飛行甲板をPCで製作してみた」では、ハセガワ1/700加賀の甲板をパソコンのAdobe Illustratorで甲板のデータを作って再現する方法も紹介されています。 パソコンで木甲板・鉄甲板・伸縮接手・白線など各部位ごとにレイヤーを分けてシールを自作するというもので、非常に興味深い手法です。 「三段式飛行甲板 加賀」はフジミ1/700加賀をフルハルで再現しています。 本キットでは船体後部の飛行甲板裏の補強桁のモールドがないため、ここを重点的にディテールアップしたとのことです。 飛行甲板はフジミの純正木甲板シールと専用ドライデカールで仕上げています。 「加賀と同時代の米海軍空母」ということで、ピットロード1/700サラトガCV-3が作例の最後に紹介されています。 ジャッキステーや手摺のエッチングパーツだけでなく、バルジを削ったり船体中央のシャッターを彫り込んだり、とかなり手を入れた作品となっています。 艦載機はイエローウイングの複葉機が、カラー小隊識別帯のデカールでマーキングされて甲板に配置されており、非常にカラフルな編成となっています。 特集後半は加賀の解説ですが、ここでは当時のモノクロ写真も多数紹介されています。 特集以外では、フジミ1/700足柄・遣独潜水艦アオシマ1/350 イ30・イ29・イ52やハセガワ1/700三笠などの作例が紹介されています。 |
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1/700艦船模型の製作術総ざらい(1) 2015年 12 月号 モデルアート 増刊 ★★★★☆ 考証機材 : 日本海軍艦船 |
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2015/11/21更新 上級テクを極める!1/700 艦船模型の製作術 総ざらいEXPERT1 おなじみ総ざらいシリーズ、1/700スケールモデルのワンランク上の仕上がりを約束する効果テキメンのケース別テクニック集 第一章「舷側のディテールの検証」では 菊花御紋章・アンカー付近・フェアリーダー・プロペラガード・舷窓・舷外電路・空母スポンソン支柱など、舷側部分の別売りパーツ、エッチングパーツなどの紹介や加工方法などが製作過程とともに詳しく解説されています。 また、実艦の鮮明な当時のモノクロ写真も解説付きで多数掲載されており、ディテールアップの資料として参考になります。 第二章「甲板表面の材質と、甲板上のディテールの検証」でも 当時のモノクロ写真が紹介されており、実艦の木甲板やリノリウム甲板の質感などが検証されるとともに、昨今販売されている木製甲板アクセサリーキットやリノリウムフィニッシュなどの使い方も製作過程とともに解説されています。 艦首アンカーチェーンや引き込み口・甲板の支柱・ホーサーリール・運搬軌条なども紹介されています。 空母の甲板では飛行甲板の細部構造が検証されており、繋止眼環・滑走制止装置・着艦制動索などの表現方法や、空母ならではの別売りパーツなどが紹介されています。 第三章「艦橋のディテールの検証」では 司令塔スリットや窓枠・遮風装置・ラッタル・舷梯・信号張りロープの再現のための汎用エッチングパーツなどが紹介されています。 第四章「1/700キットの作例に見る様々なディテールアップ術」ではピットロード1/700涼月・フジミ1/700大和・タミヤ1/700夕張・ハセガワ1/700赤城・アオシマ1/700香取型の作例が紹介されています。 赤城の作例では、ハセガワ1/700航空母艦赤城ディテールアップパーツセットの製作過程が紹介されています。 ここでは飛行甲板裏の補強材や支柱の組み立て過程が詳細に解説されており、失敗しないポイントが紹介されています。 |
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ネイビーヤード Vol.29 2015年 07 月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 雲龍 隼鷹 大鷹 瑞鶴 ガンビア・ベイ スワニー |
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2015/7/12更新 特集「模型で見る、模型で知る-太平洋戦争間の日米比較空母史 サブタイトルどおり模型がメインで、実艦の写真などはありません。 オープニングは日米量産型空母の比較ということで、ピットロード1/700CV-18ワスプとアオシマ1/700雲龍の作例を使って技術比較論も紹介されています。 雲龍の作例は純正エッチングパーツとナノドレッドシリーズ、ピットロードの新武装セットを使用しており、大戦末期の日本空母の迷彩塗装のポイントも解説されています。 続いてタミヤ1/700隼鷹、アオシマ1/700大鷹、Sモデルジャパン1/700ガンビア・ベイ、安芸製作所1/700スワニーなどの特設空母・護衛空母の比較が紹介されています。 特集最後は連合艦隊随一の幸運艦フジミ1/700瑞鶴1944年の作例と製作ポイントが紹介されています。 特集以外では英海軍のトライバル級駆逐艦4艦の作例と側面迷彩のカラーイラスト、アオシマ1/700ヴィクトリアス・アオシマ1/700アークロイヤルの作例も紹介されています。 艦船模型ナノテクノロジー工廠では、1/350スケールと見間違うほどの精度のフジミ1/700利根の作例が紹介されています。 「やっぱり軽巡が作りたい!」は川内と那珂が再現されています。 |
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艦船模型スペシャル 2015年 06 月号 ★★★★☆ 考証機材 : 鳳翔 龍驤 瑞鳳 祥鳳 龍鳳 千歳 千代田 |
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2015/5/18更新 特集 日本の「軽」空母 リニューアルなった千歳、千代田、瑞鳳をメインに日本海軍の小型空母を大特集。 日本海軍航空母艦というと、まずはお約束の鳳翔が二連発。 フジミ1/700鳳翔の、竣工時とミッドウェー海戦参加時の作例が紹介されています。 手すりや支柱・クレーンなどにエッチングパーツを使用しており、その他製作過程での注意点も解説されています。 同じくフジミ製キット1/700龍驤の作例に続いて、昨年末ニューリリースとなったフジミ1/700瑞鳳昭和19年の作例と製作過程の解説が紹介されています。 ここでは随所に別売りパーツやエッチングパーツを盛り込み、ディテールアップてんこ盛りの作例が紹介されています。 また、製作過程も各部位にわたり詳細に解説されています。 特に高角砲台座の裏側やキャットウォーク裏側の支柱や手すりなど。 噴進砲フラットなどは新たに作り直した状態が紹介されています。 ハセガワ1/700瑞鳳は軽くながして、ハセガワ1/700祥鳳では起倒式アンテナなど、エッチングパーツの加工方法のコツも解説されています。 龍鳳は2社のキットが紹介されています。 フジミ1/700龍鳳は純正のエッチングパーツに加えて、ライオンロアやレインボーモデルのエッチングパーツを使用しています。 ピットロード1/700龍鳳はドックに入渠中のジオラマで紹介されています。 和功の二号船渠セットに分売の四号起重機・四号建屋など配置しており、とても紙製とは思えないほどの精密なできばえとなっています。 ニューリリースのアオシマ1/700千歳は、飛行甲板前後の裏側補強材やキャットウォーク裏側の三角補強材をエッチングパーツに置き換えた作例が紹介されています。 特集後半は実艦の二面図やモノクロイラスト、当時のモノクロ写真で各艦が解説されています。 ニューキットセレクションでは完全リニューアルとなった天龍・龍田、アークロイヤルの作例が紹介されています。 最後の日本海軍艦船図鑑では、日本海軍最初の鳳翔への着艦実験の様子が8ページで検証されています。 いつもの様に当時のモノクロ写真を分析して、鳳翔の飛行甲板や十年式艦上戦闘機のディテールをカラーイラストで解説しています。 |
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艦船模型製作の教科書 大日本帝国海軍 航空母艦 赤城編 (ホビージャパンMOOK 599) ★★★☆☆ 考証機材 : 赤城 |
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2014/10/12更新 一冊まるごと赤城です。 この夏にリニューアルされた、ハセガワ1/700「赤城」の製作指南書です。 全ページフルカラーで新キットの製作過程が紹介されており、資料的な実艦の写真はほぼ皆無です。 オープニングは最近のトレンドのツール紹介。デザインナイフやルーペ、コンプレッサーなどなどが紹介されています。 続いてハセガワ1/700航空母艦「赤城」新旧キット比較となります。 艦橋・艦首・艦尾・飛行甲板・機銃・煙突など旧キットと新キットの違いがよくわかります。 真珠湾作戦時の作例10ページの後は、赤城ディテールアップパーツの紹介。 そしていよいよ 大日本帝国海軍航空母艦 赤城 徹底製作段取詳細 福士明春「匠の技術」全部見せます! ということで、パーツの切り出しからの製作開始となります。 ここからは、注意すべきチェックポイントが詳細にわたり解説されています。 基本工作の解説に続いて、エッチングパーツ加工の製作過程が紹介されています。 ここでは入手しやすいフジミ模型のエッチングパーツが使用されています。 フジミ模型の赤城用エッチングパーツは、ディテールアップに必要なものがほぼフルセットで入っており、値段もお手ごろですが、ハセガワのキットに取り付けるにはすり合わせが必要です。 そのテクニックも詳しく紹介されています。 艦載機偏では、「1/700スケールの艦載機を極める」ということで、1/700零戦・九九艦爆・九七艦攻の製作テクニックが紹介されています。 ここでは、主脚・プロペラのエッチングパーツや、キャノピー・スピナ・増槽・爆弾・魚雷の加工・取り付けのテクニックが解説されています。 最後は真珠湾攻撃時の赤城艦載機の塗装とマーキングのカラーイラストが紹介されています。 |
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MODEL Art (モデル アート) 増刊 帝国海軍航空母艦 総ざらい 2014年 04月号 [雑誌] ★★★☆☆ 考証機材 : 日本海軍航空母艦 |
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鳳翔から葛城までの日本海軍全航空母艦の艦型別解説から始まります。 竣工時の装備や改装後の装備など、各艦型が右舷・左舷・上面のモノクロ三面図と当時のモノクロ写真で解説されています。 一艦につき2ページと少々物足りない内容ですが、商船改造空母などマイナーな軽空母も同様に紹介されています。 「これだけは知っておきたい 航空母艦の豆知識」がところどころに紹介されており、空母の艦橋がなぜ右側なのか?など、空母のトリビアがわかりやすく解説されています。 帝国海軍航空母艦1/700プラキット総合ガイドに続いて、フジミ1/700赤城の作例が製作過程とともに紹介されています。 エッチングパーツや別売りパーツ・木甲板シールなどを駆使した「精密ディテールのキットを効率良くグレードアップ」するチェックポイントが多数紹介されています。 同様にアオシマ1/700蒼龍とタミヤ1/700隼鷹の製作記事の解説があり、工作テクニックの解説として「エッチング甲板を組む際に知っておきたいポイント」やウェザリングのポイントなども紹介されています。 最後は艦載機の当時のモノクロ写真と別売りキットの紹介です。 |
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艦船模型スペシャル 2014年 03月号 [雑誌] ★★★★☆ 考証機材 : 大鳳 信濃 タイコンデロガ 飛龍 Sボート |
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日本海軍の巨大空母「大鳳と信濃」の特集です。 フジミ1/700大鳳は木製甲板の作例が製作過程とともに紹介されています。 ナノドレッドやエッチングパーツ・S34日本海軍機セット6などを駆使してマリアナ沖開戦時の大鳳が再現されています。 続いてはベテランキットのタミヤ1/700の大鳳。こちらはラテックス甲板での完成作例が紹介されています。 タミヤ1/700信濃は、船体に商船型の迷彩塗装を施した作例となっています。 色調は戦後に撮影された「天城」のカラー映像を参考にしているとのことで、濃い緑色と水色のような薄い緑色の塗色となっています。 飛行甲板は、黒っぽかったという目撃証言説を取り入れてラバーブラックをベースに塗装されています。 次に、信濃を護衛した駆逐艦を代表してフジミ1/700雪風の製作過程と作例が紹介されています。 大鳳・信濃の同時期のライバルとして、「永遠の0」にも登場したエセックス級空母タイコンデロガの作例も紹介されています。 格納庫内に電飾を施し、さしずめウルシー泊地での薄暮の一コマといったショットや、木甲板の大鳳と並べたショットなども掲載されています。 本書では大鳳・信濃の数少ない当時のモノクロ写真も何点か紹介されています。 また、1/700スケールのモノクロイラストが、大鳳は4面図で、信濃は3面図、タイコンデロガは2面図で紹介されています。 後半の「大スケール軽巡の作り方」では、ハセガワ1/350軽巡洋艦「能代」の作例がエッチングパーツなどを組み込んだ製作過程とともに紹介されており、ニューキットセレクションではピットロード1/700足摺が紹介されています。 第24回ピットロードコンテスト銅賞に輝いた空母飛龍の作品も紹介されています。 フジミ1/700のキットを使用していますが、非常にシャープな作りで1/350スケールのようなディテールアップがなされています。 舷側には溶接跡やジャッキステーが追加され、マントレットは固定する索まで再現されています。 細かい技でミッドウェー作戦時の「飛龍」最後の姿を1/700スケールに落とし込んでいます。 受賞作品はもう一例紹介されています。 第一回モデラーズエキスポコンペティションでベストオブショーを受賞した作品です。 こちらはドイツレベル1/72ドイツ海軍高速魚雷艇Sボートを使用したジオラマで再現されています。 実写のように自然に仕上げられた穏やかな水面の上で、作業している乗員のダイナミックな迫力が伝わってくる見事な作品です。 |
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NAVY YARD (ネイビーヤード) Vol.24 2013年 11月号 ★★★☆☆ 考証機材 : 島風 雪風 葛城 大鳳 翔鶴 瑞鶴 千歳 レキシントン 扶桑 平安丸 |
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オープニングは『艦これ』はじめましたっ「艦これ」のレア艦娘を1/700洋上模型で作ろう! ということで、タミヤ1/700島風とアオシマ1/700雪風の手軽なディテールアップ方法が紹介されています。 続いて巻頭特集「帝国海軍 正規空母知ってるつもり!?」 帝国海軍正規空母のメカニズムを1/700キットの作例を使って詳しく解説しています。 まずは艦橋配置の経緯と右舷前方がベストな理由。アメリカ海軍空母はどうだった? 続いて煙突配置の経緯。対空火器、搭載力、防御力、機動力などのデータも興味深い内容となっています。 迷彩塗装をまとった大戦末期の量産型正規空母の作例としてアオシマ1/700の葛城の作例が紹介されています。 「帝国海軍正規空母の完成形?大鳳の技術的特長」はフジミ1/700新考証の木製甲板仕様のキットと蒼龍・翔鶴・葛城のキットの作例とを比較して解説されています。 特集の最後はフジミ1/350瑞鶴レイテ沖海戦時の迷彩と艦載機や乗員もディテールアップされた迫力の作例が紹介されています。 続いて後半はアオシマ1/700千歳、ピットロード1/700レキシントン、フジミ1/700扶桑、ハセガワ1/350平安丸の作例が紹介されています。 |
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艦船模型製作の教科書 航空母艦編 (製作の教科書シリーズ) ★★★☆☆ 考証機材 : 赤城 雲龍 蒼龍 飛龍 龍鳳 千代田 千歳 |
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こちらも「艦隊これくしょん〜艦これ〜」で人気の艦船模型特集です。 航空母艦偏ということで、日本海軍航空母艦の特集となっています。 巻頭に当時のモノクロ写真が小さく紹介されているだけで、ほかはすべてキットの作例の紹介です。 フジミ1/350飛龍以外はすべて1/700スケールのウォーターラインシリーズの作例紹介となっています。 中でも最近リリースされた雲龍や蒼龍、特殊潜航艇母艦千代田など、格納庫が再現されたキットの紹介が目立ちます。 日本海軍航空母艦製作のポイントや裏技などが製作過程の解説とともに紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2012年 12月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 日向 雲龍 天城 葛城 笠置 扶桑 山城 |
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最初は「1/350日本海軍戦艦 日向 昭和12年」の巻頭特別記事で、フジミ1/350航空戦艦「伊勢」改造の昭和12年大改装後の日向の作例が紹介されています。 続いてのメインは「悲運の正規空母 航空母艦 雲龍型」の特集です。 フジミ/アオシマ/ピットロード3社の雲龍型の作例が紹介されています。 まずは雲龍・天城・葛城をリリースしているアオシマから。 艦橋単体の作例をならべてその違いを比較したり、各艦のスポンソン形状の違いなどが解説されています。 フジミは竣工時と終焉時の2種類のリリースとなっており、両方の作例でその違いを解説しています。 ピットロードは専用エッチング同梱で昨年デラックスに再登場した、雲龍・葛城・天城の3艦の作例を紹介しています。 今回の作例では、先日発売された空母「龍鳳」のキットの装備品パーツを使用して「雲龍」のディテールアップをしています。 作例に続いて「航空母艦 雲龍・天城・葛城の迷彩塗装」のカラーページに移ります。 ここでは「雲龍」「天城」「葛城」のカラーイラストが紹介されており、各艦右舷図・左舷図・上面図の三面図で解説されています。 イラストだけでなく、米軍撮影による横転着低した天城の当時のカラー写真や、当時のモノクロ写真をデジタル処理し着色したカラー写真も掲載されています。 当時のカラー写真は退色しているため、オリジナルの色の資料としては正確ではありませんが雲龍型の迷彩を知る貴重な資料といえます。 このカラーページでは、作例で使用された塗料の「GSIクレオスMr.カラー」の種類とその配合比も紹介されています。 また、横須賀航海学校での対空迷彩実験での飛行甲板迷彩パターンのモノクロイラストが5種類紹介されています。 特集後半は雲龍型各艦のモノクロイラストとともに当時のモノクロ写真も紹介されています。 当時のモノクロ写真は8ページ23カット紹介されており、横転した天城のスポンソン裏、葛城のキャットウォークやスポンソンの形状、笠置の煙突やエレベーターの開口部などなど各部位のディテールがよくわかるカットが多数掲載されています。 雲龍型空母のまとまった資料として貴重な一冊です。 ニューキットセレクションでは、戦艦扶桑・山城の太平洋戦争開戦時の姿をアオシマとフジミの1/700キットで再現した作例が紹介されています。また、1/700原寸図で艦側面図・上面図・艦橋平面図・後部艦橋側面図なども紹介されています。 |
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MODEL Art (モデル アート) 2012年 11月号 [雑誌] ★★★☆☆ 考証機材 : 龍鳳 祥鳳 鳳翔 千歳 龍驤 |
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前々回に引き続き、日本海軍空母総覧(後編)小型空母偏の特集です。 1/700ウォーターラインの作例が紹介されています。 フジミ1/700鳳翔は(昭和19年時)キットにセットされているエッチングパーツを駆使した作例です。 延長された飛行甲板裏の補強材や支柱にエッチングパーツが使用され、重厚感が再現されています。 ピットロードのニューリリース1/700龍鳳は長甲板と短甲板の作例が紹介されています。 ここでは作例だけでなく、終戦後まもなく復員したばかりの龍鳳の当時のモノクロ写真も紹介されています。 方向探知用アンテナや電探、高角砲座上の跳ね上げ式の扉などの艦上構造物や、解体中の龍鳳の写真など、少し小さめですが合計10カット紹介されています。 後半では、ファインモールドの新作1/35四式中戦車「チト」の量産型と試作型の作例が紹介されています。 |
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軍艦メカ 日本の空母 ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍 航空母艦 |
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日本海軍の全航空母艦の各部位を当時のモノクロ写真と図解で詳しく解説された資料です。 たとえば、艦橋構造・煙突・艦首・前甲板・飛行甲板・格納庫・対空兵装・艦尾・後甲板などの部位が各空母ごとに紹介されています。 当時のモノクロ写真とイラストの解説では各装備に矢印がふられ、その名称が記入されています。 その詳細さはハリネズミのごとくともいえる念の入ったものになっています。 したがって、姉妹艦の相違点なども非常に細かい点まで紹介されています。 本書は1991年初版の資料で最新の考証は当然反映されていませんが、日本の航空母艦を製作するうえでの基本的な内容がすべて紹介されている資料だといえます。 大型正規空母だけでなく、商船改造型空母や雲龍・伊吹など日本海軍のすべての空母が紹介されており、コストパフォーマンスでも魅力ある一冊です。 最後は艦載機の変遷とマーキングが紹介されています。 |
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世界の艦船増刊 日本航空母艦史 2011年 01月号 [雑誌] ★★★★★ 考証機材 : 日本海軍 航空母艦 |
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・第1部 試行錯誤期の空母 ・第2部 躍進期の空母 ・第3部 戦時型空母の整備 【付1】水上機母艦の発達 【付2】搭載機 といったインデックスでわかるように、全日本航空母艦が時系列に沿って設計・運用思想の流れを重視して解説されています。 すでに発表されているおなじみの写真で解説されていますが、戦前に撮影された鮮明な写真や、終戦直後に撮影された貴重な写真も多数掲載されています。 (鳳翔と龍驤に装備されたジャイロ安定儀の写真は始めて見ました。) カラーページはありませんが、水上機母艦までふくむ全日本空母の資料としては凝縮された貴重な一冊です。 |
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MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) 2012年 03月号 [雑誌] ★★★☆☆ 考証機材 : 大鳳 信濃 |
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日本海軍航空母艦「大鳳」「信濃」の巻頭特集です。 両艦ともに重装甲であるにもかかわらず、活躍することなく最期を向かえた悲運の艦です。 そのため残された写真・資料が少なく謎の部分が多い空母で、本書でも「大鳳」の新考証の木製飛行甲板のイラストも掲載されていますが、事実はどうだったのかはいまだに不明のままです。 両艦の最終時の艤装や迷彩なども紹介されていますが、いずれも決定版というわけではありません。 最新の考証を知ることができる資料のひとつといえます。 艦上構造物のディテールは「まけた側の良兵器集」の、こがしゅうと氏のモノクロイラストでも紹介されています。 |
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艦船模型スペシャル 2010年 夏号 ★★★☆☆ 考証機材 : 鳳翔 龍驤 飛龍 蒼龍 |
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鳳翔と龍驤の特集です。 当時のモノクロ写真とイラストで、改装後の相違点が詳しく解説されています。 作例はフジミ1/700の鳳翔と話題のニューキット、フジミ1/700龍驤が紹介されています。 鳳翔は竣工時・島型艦橋撤去後〜昭和初期・第四艦隊事件復旧工事後〜開戦時・飛行甲板延長工事後〜昭和19年年時の四期の作例が紹介され、 龍驤は竣工時・第一次改装後・第二次改装後〜昭和17年時の作例が掲載されています。 特筆事項は龍驤のニューキット。 第1次改装後の勇姿を、エッチングパーツなどのディテールアップパーツを駆使してかなりの精密感を演出しています。 第2特集の「アメリカ海軍強襲揚陸艦のすべて」をはさんで、 「紀元二千六百年特別観艦式をつくろう!」では当時のモノクロ写真とイラストとキットの写真で、飛龍・蒼龍が解説されています。 |
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帝国海軍軍艦作例集 Takumi明春の1/700艦船模型 “至福への道”其之壱 ★★★☆☆ 考証機材 : 大和 武蔵 赤城 大鳳 隼鷹 摩耶 |
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1/700ウォーターラインシリーズの完成作例集で、製作過程等の画像はありません。 赤城は真珠湾作戦時の設定で、大鳳はあ号作戦時の設定となっています。 隼鷹はアリューシャン作戦時と最終時の2種類が掲載されています。 乗組員を配置したり、エッチングパーツ等を駆使して,、これでもかというくらいにディテールアップされているのですが、コテコテせず重厚感をだしているところがさすがといったところです。 空母の醍醐味である艦載機も、風防まで一機一機ていねいに作りこまれています。甲板せましと整列し、全機発進直前の緊張感を演出しています。 |
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空母機動部隊 海上用兵思想を一変させたエア・パワーを徹底分析 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (14)) ★★★☆☆ 考証機材 : 日本海軍 航空母艦 |
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どちらかというと「空母発達史」的な資料で、当時のモノクロ写真は少なめです。 巻頭は鳳翔から始まり雲龍・葛城・天城まで、日本空母全26隻のモノクロ写真が16ページで紹介されています。 一艦につき1〜2枚のカットで、全体的に鮮明な写真は少ないようです。 続いて赤城と飛龍の1/200スーパースケールモデルがフルカラー16ページで紹介されています。 その後の「空母の航空艤装、搭載攻撃機と兵装」のコーナーでは、飛行甲板の伸縮継手や着艦指導灯・着艦制動装置・昇降機が構造図のイラストと実艦のモノクロ写真で詳しく解説されています。 特筆事項としては空母葛城の羅針艦橋内部のモノクロ写真が1ページ1カットの見やすい状態で掲載されているところ。 吊下げ式の双眼望遠鏡も写っています。 |
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空母大鳳・信濃 造船技術の粋を結集した 重防御大型空母の偉容 (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (22)) |
1/700空母の作り方 Takumi明春の1/700艦船模型“ 至福への道”其之伍 (Takumi明春の1/700艦船模型 “至福への道” 其之 5) |
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★ 日本海軍艦艇写真集 航空母艦・水上機母艦 (呉市海事歴史科学館図録 福井静夫コレクション傑作選) |
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