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考証機材と資料リポート

丸 2014年 07月号
丸 2014年 07月号 [雑誌]

★★★★★


考証機材 : くろがね四起 伊勢 日向

2014/5/28更新

巻頭カラーグラビアでは国内で発見された「くろがね四起」のカラー写真が4ページ紹介されています。
下記の「歴史群像」に掲載されているものと同一の車輌ですが、本書は大判の書籍だけあって写真のカットが大きめとなっているため、見やすくなっています。

特集は「伊勢・日向 ハイブリッド戦艦の軌跡」
航空戦艦伊勢・日向の壮絶な最期が、当時のモノクロ写真9ページで紹介されています。
最初のページは呉で空爆を受けている伊勢の空撮の有名なワンショットですが、以降は戦後米軍によって撮影された伊勢・日向の被害状況の未発表記録写真です。着弾箇所が英語で記入されています。

ここでは、爆撃で被害を受けた艦橋や、垂れ下がって取り付け基部の見える高角砲砲座、爆弾の直撃によって穴のあいた第3砲塔の天蓋、爆撃のショックで転落したエレベーターなどディテールのよくわかるショットが掲載されています。
射出甲板はコンクリートが粉々になった様子が写っており、コンクリートが充填されていたことがよくわかります。




歴史群像 2014年 06月号
歴史群像 2014年 06月号 [雑誌]

★★★★★


考証機材 : くろがね四起 初期型

2014/5/13更新

国内で発見された「くろがね四起 初期型」の実車カラー写真が巻頭グラビアで4ページ紹介されています。
原型はとどめていますが、前照灯などのパーツはクラッシュしていたり、かなりイタイ状態です。

機銃取り付け基部や鬼タイヤなどの外観だけでなく、運転席やメーターパネル・エンジンルーム・フロントサスペンションなどの内部の写真も紹介されています。
興味深いのは、米軍のウィリスジープとドイツのキューベルワーゲンとくろがね四起のスペックが一覧表で紹介されており、現存する実車が3台ならんでいる写真も掲載されています。
また、ノモンハンでソ連軍に鹵獲された「くろがね四起」や、米軍に鹵獲された「くろがね四起」の当時のモノクロ写真も2ショット紹介されています。

この車体は修復される予定とのことですが、ケッテンクラートのように本格的なレストア写真集が出版されることを切に希望します。




機械化部隊の主力戦車 (日本陸軍写真集)

★★★★★


考証機材 : 97式指揮戦車 97式中戦車改 試製2式砲戦車
試製百式観測挺進車 8センチ阻塞弾発射機
98式4t牽引車 90年式7.5センチ野砲

報道カメラマン菊池俊吉氏が撮影した、日本戦車の演習風景の写真集です。
非常に鮮明な写真が多く、戦車の機動している迫力が伝わってくる一冊です。
試製二式砲戦車と試製一式砲戦車は完成テストとしての演習参加だったようです。
下に紹介の「大陸の機甲戦闘演習」や「鋼鉄の最精鋭部隊」とは内容的にはかぶります。
が、本書のほうが先に出版されたため、内地での演習と大陸での演習が混ざって掲載されており、そのあたりを整理、分類したものが前出の二冊とおもわれます。
砲塔や履帯など、生きている日本戦車の各部位のクローズアップ写真も多く、ディテールアップの資料としてはこの上ない貴重なものといえます。
1ページ1カットや、2ページ見開き1カットのような大きめ写真も多く、最も小さいカットでも1ページ2カットで掲載されているので、非常に見やすい大きさになっています。
目次の内容としては
口絵、千葉戦車学校、公主嶺戦車学校、牡丹江107部隊、千葉戦車学校と演習場、騎兵学校、観兵式/他、九七式戦車-その誕生から終焉まで
となっています。




丸 2012年 01月号
丸 2012年 01月号 [雑誌]

★★★★★


考証機材 : 四式15糎自走砲

特筆事項は本邦初公開の「四式15糎自走砲」のモノクロ写真です。
この四式15糎自走砲はフィリピンに投入された車輌で、前後・側面・上面からの鮮明なカットが5ページにわたり紹介されています。これらの写真は米軍によって撮影された写真で、格納状態の砲弾の写真もあり、非常に貴重な資料といえます。
また本書では、12月10日に公開されるNHK土曜ドラマスペシャル「真珠湾からの帰還」の甲標的も紹介されています。
撮影に使用された甲標的のセットと潜行中の外観のカラー写真で、ドラマの解説がされています。
このセットは考証もしっかりとした、なかなかのものというふれこみです。
内容はタイトルでもわかるように、酒巻少尉の真珠湾攻撃から内地帰還までのドキュメンタリータッチの物語です。



日本軍戦闘車両大全―装軌および装甲車両のすべて (日本陸軍の機甲部隊)
日本軍戦闘車両大全―装軌および装甲車両のすべて
(日本陸軍の機甲部隊)

★★★☆☆


考証機材 : 日本陸軍装甲車輌

日本陸軍の戦車全般の特集です。
巻頭には、現存する八九式中戦車と九七式中戦車のカラー写真が紹介されています。
その後に、米軍が写した四式重迫撃砲の当時のカラー写真が掲載されています。
草色・土地色・枯草色に塗装されたこのショットは少々退色していますが、終戦直前の迷彩を知るうえでも貴重な資料といえます。
本書では当時のモノクロ写真は小さく掲載されており、ディテールを確認できるものは少ないようですが、巻頭のカラー写真の次の各車輌のカラーイラストは迷彩色の考証がなされており、カラーリングの参考になりそうです。
また、当時販売されていた、彩色された戦車の絵葉書も紹介されています。




大陸の機甲戦闘演習―満州公主嶺・代々木・銀座 (日本陸軍の機甲部隊)
大陸の機甲戦闘演習 満州公主嶺・代々木・銀座
(日本陸軍の機甲部隊)

★★★★★


考証機材 : 九七式中戦車 九五式軽戦車 観測挺進車
九八式四屯牽引車 九○年式七糎半野砲

報道カメラマン菊池俊吉氏が撮影した、満州公主嶺・代々木練兵場での演習と、銀座のパレードの写真集です。
大判の書籍のうえ、1ページ1ショットや2ページ1ショットなどの大きい写真が多く、掲載されている写真はどれも鮮明でディテールの分かりやすいものとなっています。

巻頭グラビア?は秘蔵の18cm×25cmサイズのオリジナル写真を「カラー印刷」で12ページ紹介しています。
もともとモノクロ写真なので、退色したモノクロにしか写っていませんが、非常に鮮明に写っています。
また、日本で撮影した九七式中戦車の当時のカラー写真も紹介されています。
こちらも退色したカラー写真なので色調の違いがかろうじてわかる程度ですが、緑を強調した加工画像も紹介されており、どうにか迷彩パターンが見てとれます。

砲塔キューポラから上半身を出した車長の特大クローズアップでは、その軍装の質についても解説されおり、シンプルな構造のハッチやその裏側の様子もはっきりと確認できます。
砲塔の鉢巻アンテナに鉄兜を掛けて大陸の荒野を行進する戦車や、車載工具のジャッキを荒縄で縛り付けている戦車など、日本戦車ならではの構図も見受けられます。

九○式野砲は九八式牽引車に牽引され、砲兵二名が座乗して移動中の様子が紹介されています。
セットの観測挺身車は草木で艤装して測距儀をかざしているなど、非常に興味深いショットが続きます。




GROUND POWER (グランドパワー) 2011年 08月号
GROUND POWER (グランドパワー)
2011年 08月号 [雑誌]



GROUND POWER (グランドパワー) 2008年 10月号
GROUND POWER (グランドパワー)
2008年 10月号 [雑誌]




GROUND POWER (グランドパワー) 2010年 06月号
GROUND POWER (グランドパワー)
2010年 06月号 [雑誌]



GROUND POWER ( グランドパワー ) 別冊 日本陸軍の特種部隊 [改訂版] 2009年 11月号
GROUND POWER ( グランドパワー )
別冊 日本陸軍の特種部隊 [改訂版]
2009年 11月号 [雑誌]




GROUND POWER (グランドパワー) 2009年 02月号
GROUND POWER (グランドパワー)
2009年 02月号 [雑誌]



鋼鉄の最精鋭部隊―千葉戦車学校・騎兵学校 (日本陸軍の機甲部隊)
鋼鉄の最精鋭部隊 千葉戦車学校・騎兵学校
(日本陸軍の機甲部隊)



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